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五感で楽しむ♪

思い立ったら今年は旅に出よう〜京都編パート④〉


徳川幕府における京都の拠点となった二条城は徳川家康が1603年に建設した平城。幕末の1867年には15代将軍慶喜がここで大政奉還を行うなど数々の歴史の舞台に。



鶯張りと呼ばれている廊下、狩野派による数々の障壁画などがある二の丸御殿、豪華絢爛な唐門や3つの庭園など見どころ満載ですが



今回は昼ではなく文化庁が京都に移転されることを記念したライトアップがちょうどスタートしたので夜の二条城へ。



目に飛び込んできたのはウクライナカラーの東南隅櫓。これは京都市がウクライナの首都キエフと姉妹都市提携を結んでいることから今回のライトアップよりも先に照らされていたそうです。



ライトアップを主催するのはYouTubeのトーク番組でお話を伺ったアーティストの村松亮太郎さんが代表を務めるクリエイティブカンパニー「ネイキッド」



6回目となる人気の体験型アート展『NAKED FLOWERS』の今回のテーマは「桜×日本の伝統文化」桜を観て、香って、聞いて、味わうという五感すべての感覚で二条城の歴史的空間を楽しめます。



まず私達を迎えてくれたのは重要文化財の唐門を彩る「桜絵巻」。ゼラニウムやジャスミンなどを原料としたアロマが薫る中で、桜の花びらが舞う華やかなプロジェクションマッピングでした。



そして内堀ではコロナ禍の中で村松さんがスタートした〈ダンデライオンプロジェクト〉が。このプロジェクトはタンポポのオブジェを世界各地に設置し



言葉によるメッセージではなく平和の象徴である花を咲かせて平和を願うというもの。ここでは四万十檜や柚子の薫りが心を癒してくれました。帰り際に降ってきた雨と二条城で一句。。。


〈春霖や 今も叶わぬ 弥勒の世〉



二条城のライトアップ体験型アート展「NAKED FLOWERS」は昼とは入れ替え制になっていて入場は18時から。来月15日まで開催しています。



京都の桜の見頃はこれからですので、約50300本もの本物の桜が織りなす幻想的な春の夜をぜひみなさんも楽しんでみてはいかがでしょうか🌸