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56歳で初めて父親に。。。

あさ6時30分から8時50分まで生放送のラジオ日本「スマートNEWS」木曜日音譜きょうは〈気になる話題〉のコーナーで夕刊フジ編集長の中本裕巳さんに電話でお話を伺いましたキラキラ



「56歳で初めて父親に、45歳で初めて母になりました〜生死をさまよった出産とシニア子育て奮闘記」(ワニ・プラス)を出版された中本さん本



「大事な話がある」48歳で再婚、56歳の時に奥様からこんなLINEメッセージをもらった中本さん。もしや離婚を切り出されるのかと思いきや見せられたのは赤ちゃんのエコー写真。



結婚した時には妊娠適齢期は過ぎていたので子供に関しては自然に任せていたそう。生き方は人それぞれで夫婦だけの人生を楽しむのも悪くないと考えていた中での妊娠。



高齢出産でしかもコロナ禍で中本さんは心配で心配で仕方がなかったとのこと。さらに妊娠7か月目に奥様がおたふく風邪にかかり心筋炎を発症してしまいます。



心筋炎が悪化し心不全の危機に直面していることが分かり緊急帝王切開を行うことに。何て言葉をかけていいか戸惑う中本さんに奥様がこう語りかけたそう「きょう産まれたら七夕が誕生日だね」と。。。



「産まれてくることはかけがえのないことであり、自分にたとえ何かあっても前向きな記念日にしたかった」という奥様の覚悟が込められた言葉で、いつのまにか妻は逞しい母親になっていましたと中本さん。



手術は無事終わったものの奥様は予断を許さない状況でICUに、そして小さな赤ちゃんはNICUへ。出産から5日後、病院の計らいでベッドに寝たままの状態で奥様は我が子と初対面を果たします。



すると不思議なことが起きるもので小康状態だった奥様の病状がこの日を境に回復に向かったそう。この時ばかりは奇跡という言葉を思わずにはいられなかったと中本さん。母は強しである。。。



そして無事に奥様が先に退院。2か月ほど遅れて我が子も退院することができ中本さんの〈3ない子育て〉がスタートします。



息子との年齢差は56歳!?残された時間もない、定年も目の前に迫っていてお金もない、若い頃のように体力もありませんおーっ!



コロナ禍を逆手に取りリモートワークを活用して子供を寝かしつけながら仕事をするなど、奥様と協力しながら子育てに奮闘する様子が著書には綴られています。



息子さんの成長はゆっくりですが、それでも出来ることは日々増えていきます。絵本を読みながら言葉を覚えていく姿を見て、感動して涙してしまうそう。まさか自分が子供の絵本に涙する日が来るとは



「人間にとって育児は大切なことを学べる」老後を迎える中で育児を経験している中本さんは生き方が変わったとも話してくれました。



子供は黄昏泣き、自分は人生の黄昏時を迎えているけれど実際には黄昏ている時間はないという中本さんのインタビューはこちらから聴けます音譜