変容するチャンスを! | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

変容するチャンスを!

椅子でも気兼ねなく外出できる社会を目指して活動している〈ゆめ旅KAIGO〉の学生メンバーを束ねているのは千葉商科大学教授の和田義人先生ひらめき電球前列でしゃがんでいるのが和田先生ですキラキラ

他業種から介護の世界に飛び込んだミドル世代を紹介する朝日新聞の〈介護のしごと魅力発信等事業〉のコラムに和田先生のインタビュー記事が掲載されましたメモ



和田先生が大学卒業後に大手百貨店でバイヤーをしていたことや、その後に医療法人に転職したことは聴いてましたが、介護福祉を生涯のテーマに選んだ深い理由を初めて知りました。



単に介護福祉の商品を扱うだけではなく、高齢者を対象にしたハード面を手がけるというアイディアが採用され百貨店に勤務しながら介護老人保健施設などの立ち上げに携わった和田先生。

 


医療や福祉の人材を育てるために人間社会学部人間社会学科を2014年に新設するという千葉商科大学をさらなる新天地として選び〈人材育成〉という人生最後の仕事に取り組んでいます。



「私達が学生を育てているのではない」と語る和田先生は様々なアクティブラーニングを千葉商科大学で積極的に取り入れています。写真は〈ゆめ旅KAIGO〉の活動で銀座で学生達に車椅子体験をしてもらった時のものです。



課題を抱える現場こそ学びの場であり、学生達は自ら考えて行動し育っていきます。そのことはゆめ旅の学生メンバーと一緒に活動してきた私も強く感じています。



コロナ禍もあり制限のある環境の中でも、一生懸命に「今出来ること」を見出し行動に移していく学生の姿に、社会人のメンバーが沢山の刺激をもらっています。



そんな和田先生の原点となったのは3つ歳上のお兄さんを若くして急性骨髄性白血病で亡くしたこと。ご自身も10代に生死の境を彷徨う病を経験したそうです。



「生きることを大切にしたい」「人生の終わりを豊かにしたい」という根底にある思いが、和田先生を命に寄り添う介護福祉に導きました。




「まったく違うものに「変容」するチャンスをミドル世代も掴んで、自分の生き方を豊かにして欲しい」和田先生からのメッセージです。千葉商科大学教授の和田義人先生のインタビュー記事はこちらから☞

https://www.asahi.com/ads/tu/14809051