今を一生懸命に。。。

昨年、厚木市で開催された「最期まで自分らしく〜自分の「こころづもり」を遺すということ〜」をテーマにした座談会の模様がホームページで公開されました

https://www.city.atsugi.kanagawa.jp/soshiki/chiikihoukatsukeasuishinka/11/carekouen/34685.html

田村淳さんをお招きし、講演会を開催しました。【講演会内容の全文掲載あり】|厚木市

ゲストの田村淳さんは慶應大学大学院で動画で遺書を遺すサービスの実現可能性について論文を執筆したりがんで亡くなったお母様を看取った経験を綴った「母ちゃんのフラフープ」も出版しています。

今もまだ完全に哀しみは癒えていないと話す淳さんですが思い出すのはユーモア溢れるお母さんの姿ばかり。お葬式に関しても段取りを全て自分で決めていたそうです。

命の限りが分かった時にどうしたいのかを伝えておくことは最期まで自分らしく生きるために必要なことであり残される家族の心残りを少なくすることに繋がります。

実は座談会の日は淳さんの49歳のお誕生日で自分の遺書を書き換える大切な日でもありました。お母さんと同じようにお子さんと話をちゃんとしているそうです。

自分が大切にしたいヒトやモノやコトは何か〈死〉を正面から見つめることは〈今〉を一生懸命に生きようという想いに繋がると淳さんの話を聴いて改めて痛感しました。

想いを言葉にして伝えることが自分らしく生き切るためのスタート。貴方の想いを「実は。。。」と語るきっかけなればと思います