![](https://www.1242.com/lf/asset/uploads/2021/10/a9f50bfddee7b5d7e72569ad649ba73d.jpg)
寄り添い共にいる力
毎週日曜あさ6時25分からオンエアのニッポン放送「ひだまりハウス〜うつ病と認知症について語ろう〜」
今週と来週はNPO法人地域精神保健福祉機構 通称「コンボ」の宇田川健さんをゲストにお迎えし10月にオンラインで開催された〈リカバリー全国フォーラム2022〉について伺いました
3年前にも宇田川さんにはご出演いただきご自身の統合失調症の経験や当事者の視点を活かしたコンボの活動などを紹介してもらいました。
コンボが毎年開催している〈リカバリー全国フォーラム2022〉今年のテーマは「育もう、自分と他者に寄り添い共にいる力〜激動する世界と私たちのリカバリー」
長引くコロナ禍やウクライナ侵略など誰もが不安を感じずにはいられない状況が続いていますが、だからこそ自分自身と他者に寄り添う力に注目したと宇田川さん。
コロナ禍ということで去年に続きオンライン開催となりましたが2日間で10個の分科会が開かれ約800人が参加したそうです。(普段はもっと参加者は多くなんと1500人)
「若い人のうつと自殺」をテーマにした分科会では3年間ずっとリモート授業だったある大学生から「大変だったねと言われるけれどたった一言で片付けないで欲しい」という切実な意見が。
また高校の学習指導要領が改訂され40年ぶりに保健体育の教科書に「精神疾患」に関する記述が復活しましたが今回は群馬の桐生第一高校の生徒さんがフォーラムに参加。
「話したいことがある」「質問したい」とみんな積極的に発言してくれたそうで、5人に1人がうつ病だと言われているがどんな対応をしたら良いのかという具体的な質問も。
番組ナビゲートドクターの樋口輝彦先生もフォーラムの企画委員を務めていますが医師と当事者や家族がフラットな関係なのもコンボの大きな特徴です。
「ひだまりハウス」でもこれからも当事者の声に耳を傾けると共に患者家族と医療との架け橋になれるように心を込めて伝えていきます
毎週日曜あさ6時25分からOAのニッポン放送「ひだまりハウス」NPO法人地域精神保健福祉機構の宇田川健さんのインタビューぜひお聴き下さい
https://www.1242.com/hidamari/