新たな歴史の始まり
みなさんもすでにご存知だと思いますが私の母校である立教大学が55年ぶりに箱根駅伝出場を決めました
立教大学では箱根駅伝100回大会出場を目指して2018年から「立教箱根駅伝2024」事業をスタートさせチーム強化を進めていましたが1年前倒しで目標を達成しました
元日本テレビアナウンサーの私にとって箱根駅伝は本当に特別な存在です。実は箱根駅伝で女性アナウンサーで初めて中継車に乗ったのは私なんです
箱根駅伝は長時間中継車から降りることが出来ませんのでそれまでは女性アナウンサーは地上でのサブアナなどを担当していました。
箱根路を走る選手の息遣いや足音が聞こえる特等席でサブアナとして首からストップウォッチをいくつもぶら下げて1キロごとのラップを取ったり
アナウンス部が総力を上げて作った選手達のプロフィールを目の前で繰り広げられるレースに合わせて用意するなど先輩の実況に必要な情報をアシストするのがサブアナの役目でした。
医療や介護の問題を取材することが大きな目標でしたがアナウンサーになれて新たに出来たら良いなと思っていたのは自分の低音の声を活かしたスポーツ実況でした。
残念ながら6年目になる前に報道局に異動したのでスポーツ実況の夢が叶ったのはたった1度、横浜国際女子駅伝の第5中継所が最初で最後になりました。
ただ異動した後に別の形でスポーツ実況で学んだことを活かすことが出来ました。事件事故や自然災害時のヘリコプター中継など沢山の現場を任せてもらいましたが
事前の取材が出来た時は情報を織り交ぜながら、また突発の出来事も多く何も情報がないまま目の前で起きていることだけを頼りに自分の言葉で伝えるという仕事にも対応することができました。
箱根に関係ないことを徒然に思い出してしまいましたがとにかく55年ぶりに箱根路に戻って来た紫紺の襷。出場はゴールではなく新たなスタート!卒業生として応援メッセージを送らせていただきました☞
https://www.rikkyo.ac.jp/hakone2024/cheer/
ぜひ立教大学の新たなスタートを応援していただけたらと思います