正々堂々と走る | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

正々堂々と走る

毎週日曜あさ6時25分からオンエアのニッポン放送「ひだまりハウス〜うつ病と認知症について語ろう〜」



今週のゲストもカンボジア国籍ということで自称"外国人タレント"!?として来日中のお笑い芸人でランナーの猫ひろしさんキラキラ



TV番組がきっかけで走ることに目覚めた猫さん。マラソンでオリンピックを目指すことを後押ししたのは実はホリエモンこと堀江貴文さんの何気ない提案でした。



悩みを相談する番組で猫ひろし再生計画を考えていたところオリンピックで体格の良い外国人選手と並んでスタートする映像が頭の中に思い浮かんだそう。



マラソンのタイムを調べてみるとカンボジアで1位の選手が2時間31分で猫さんのベストタイムが2時間37分。頑張ればトップになれる可能性があると本格的にマラソンに挑戦することを決意。



新幹線が進化するスピードより速く!?タイムを縮めていったと胸を張る猫さん。カンボジア国籍を取得し現地のレースで好タイムを出し



2012年には別府大分毎日マラソンで2時間30分26秒を叩き出しロンドンオリンピックのカンボジア代表に内定します。



カンボジア国民は大喜びしてくれましたが日本国内からはバッシングの声が。それでも正々堂々と走ろうと決めていた矢先に思わぬ出来事が起きてしまいます。



国籍を変えてから1年満たない選手はオリンピックには出場できないというルール変更がありなんとカンボジア代表が取り消しになってしまいます。



ロンドン出場が幻となり頭が真っ白になったそうですがここで諦めないのがさすが猫さん。毎日30キロ走っていたところを31キロに。たった1キロですが1年経てば365キロになります。



トレーニングを続けた結果、見事リオの切符を手にしカンボジア代表として夢のオリンピック出場を果たします。



実はオリンピックでは早く準備した選手からスタートラインに並べるそうで猫さんはとにかくスタートが肝心だと好位置をキープ。



隣に金メダリストのケニアの選手がいたそうでこの時が人生のピークだったと振り返っていました。そしてスタートの時にはお約束の「ニャア〜」の掛け声をウシシ



「やっかいなことにマラソンを辞めようと思ったことはない」こう話す現在45歳の猫さん。今もコーチにメニューを作ってもらい毎日30キロ走っているとのこと。



日本人だった!?時に生まれたお嬢さんは小さな頃にお父さんの職業は「カンボジア」と答えたそう。今は11歳になりましたがお笑い芸人ではなくマラソンランナーだと思っていると猫さん。



「マラソンに出逢って人生が変わった」という猫さんの次の目標はカンボジアの選手をサポートする側にまわり貢献していくこと。



国境を越えてチャレンジし続けている猫さんの姿を撮り続けたDVD「NEKO-THE-MOVIE」が去年発売されてますので是非観ていただけたらと思います。



ニッポン放送「ひだまりハウス」お笑い芸人でマラソンランナー猫ひろしさんのインタビューお聴き下さいキラキラ音譜


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