社協70周年記念☆ | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

社協70周年記念☆

千代田区社会福祉協議会設立70周年を記念した樋口高顕千代田区長と桜井ただし千代田区議会議長の座談会のお手伝いをしてきましたキラキラ



都道府県や市区町村の社協は住み慣れた街で安心して生活することのできる「福祉のまちづくり」の要になる組織で時代の変化やニーズに対応しながら本当に様々な活動をしています。



私も7年ほど東京都社会福祉協議会の介護の魅力発信のお手伝いをさせていただいたり各地の社協が主催する介護の講演会に呼んでいただいたりご縁がありますひらめき電球



千代田区の社協も高齢者や障害者の支援、多世代交流、子育て支援、ボランティア活動など幅広い事業を手掛けていますが



行政サービスや相談体制が整っていても区民に届かなければ意味がなくそのあと1歩の「ラスト1マイル」の部分を繋ぐ地域活動を担っているのが社協だと樋口区長。



去年1月に新たに区長に就任した樋口さんは当選時38歳で23区の現役最年少で前区長から40歳以上の「若返り」です。子育て中とのことでぜひ柔軟な発想で区政を引っ張って欲しい。



そして私が社会人の1歩を踏み出した千代田区麹町で生まれ育ったという桜井さん。昭和の時代は社協と言えば赤い羽根募金やバザーなどが主な活動でしたが



日本全体の高齢化が進んだ平成から令和にかけては社協の活動内容も多様になり組織も大きく変化してきたと指摘。



そんな中で積極的に地域のイベントに参加するなど日頃から地域住民と顔の見える関係を築き困り事があったら気軽に相談できる存在であることに変わりはないと桜井さん。



千代田区の特徴は区民のなんと9割がマンションなどの集合住宅に住んでいることと新しく転入する人も多く人口が増加している点です。



高齢化率は低いものの独居のお年寄りの割合が高いのは他の区と変わらず医療や介護などの公的なサービスを必要とする前の日常の暮らしの中で地域の繋がりの基盤を作ることが課題です。



一方で企業や大学も沢山あり昼間の人口が夜間と比較し18ビックリマーク(2020)と国内で1番差があるのも千代田区の特色で学生はボランティアとして企業には地域活性化の役割が期待できると樋口区長。



住民が主体的に行動するきっかけ作りや学びの場の提供もしている社協。行政にはなかなか届かない住民ひとりひとりの生の声を吸い上げて町づくりに活かして欲しいとも話していました。



もちろん行政も後押しするとのこと。2021年に社会福祉法が改正され〈重層的支援体制整備事業〉が創設されました。"重層的"とまたなんだか分かりにくい用語を使っていますがおーっ!あせる



これまでのように子供、障害者、高齢者、生活困窮者といった対象者ごとに縦割りで支援するのではなく生き辛さを抱えている人の多様なニーズに合わせて柔軟に支援しようという事業です。



ヤングケアラー、ダブルケア、8050問題などはまさにこの重層的支援体制整備事業に当てはまります。千代田区でもヤングケアラー支援にぜひ力を入れて欲しいとお願いしましたクローバー



生活福祉支援金、後見人など権利擁護などの事業も担っていますのでぜひみなさんも自分が住んでいる地域の社会福祉協議会がどんな取り組みをしているのが1度チェックしてみて下さいキラキラ