睡眠のスペシャリスト | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

睡眠のスペシャリスト

毎週日曜日あさ6時25分からオンエアのニッポン放送「ひだまりハウス〜うつ病と認知症について語ろう〜」



あすのゲストは睡眠学のエキスパートで東京医科大学睡眠学講座教授で睡眠総合ケアクリニック代々木の理事長を務める井上雄一先生。



睡眠障害の原因は病気や脳、環境や生活習慣など100種類もあるとのこと。かつては〈不眠症〉という言葉で括られていましたが



睡眠時無呼吸症候群、過眠症、体内時計の変調、睡眠時の寝ぼけや異常行動、むずむず脚症候群などの運動障害と症状も様々で1つの科で診るのは難しいと井上先生。



井上先生の睡眠総合ケアクリニック代々木は呼吸器内科、神経内科、精神科、耳鼻咽喉科、臨床心理士などがチームで診断・治療にあたる数少ない睡眠障害の専門クリニックですひらめき電球



仕事でもパソコンは必須になりましたしスマートフォンに至っては私の甥っ子もそうですが小さな時から常に身近にあってYouTubeやゲームを長時間やっていたり



ついつい夜遅くまで操作してしまうという大人も少なくないはず。そんな環境の変化や生活習慣の乱れによってお子さんや若い方でも睡眠障害を抱えている方が増えているそう。



中には「死んでもスマホを手放しません」というようなスマートフォン依存症の人もいてその場合には依存症を専門にしている医療機関での治療が必要となります。



夏休みも終わり新学期がスタートしたお子さんが多いと思いますが思春期は1番夜更かしになりやすく夜型がエスカレートすると休み明けの授業がとても辛いという人もいるのではおーっ!あせる



体内時計は簡単に後ろにズレてしまいますが1度くるったリズムを元に戻すには数ヶ月かかりますので学校でのパフォーマンスに大きな影響が出ている場合は早めの対応をして欲しいと井上先生。



また睡眠不足の蓄積は代謝、血行、自律神経、免疫など様々な影響を身体にもたらし糖尿病や高血圧といった生活習慣病のリスクも高めます。



ですが自分で自分の睡眠を客観的に評価することは難しいですし他の人からも見えにくいため睡眠障害はどうしても軽視されやすいとのこと。



特に私のように独り身の人間は自分のイビキで起きたりしない限り感覚的によく眠れなかったなと思うだけで客観的には全く分かりません。。。



睡眠のトラブルで仕事や学校に行けなくなっている方も少なくなく井上先生は患者さんの自覚症状だけでなく、眠っている間に生じている症状や自覚されていない症状についても見落とさないようにしています。



睡眠時無呼吸症候群(SAS)研究の第一人者でもある井上先生。SASは肥満傾向の男性に多いというイメージがありますが実は子供にも起きることもあるとのこと。原因の1つに肥満も挙げられますが



それ以外にも喉の形状や骨格が親と似ていたり顎が細い子供にもSASが起きる可能性があると井上先生。また子供だけでなく20代から30代の女性も要注意とのこと。



長く続くコロナ禍でリモートワークやオンライン授業も当たり前になりつつあります。生活様式が一変するだけでなく感染リスク、行動制限、雇用の不安などストレスだらけで睡眠に影響があるのは間違いありません。



コロナと向き合ってはじめの2年は講演が全てキャンセルになり仕事上のダメージも大きかったですし、何より〈孤独〉に押しつぶされないように私も必死でした。。。



太陽が沈んだら寝るというプリミティブな暮らしに戻ることは現代社会ではなかなか出来ませんが井上先生のお話を伺って改めて睡眠は大切だと再確認クローバー



睡眠に悩みを抱えている多くの患者さんに寄り添う臨床だけでなく睡眠障害の原因の解明や治療方法などの研究にも尽力しているまさに睡眠のスペシャリスト井上雄一先生のお話ぜひお聴き下さい音譜



ニッポン放送「ひだまりハウス〜うつ病と認知症について語ろう〜」は過去の放送も含めてこちらのホームページから聴けます☞


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