人を頼れることが自立 | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

人を頼れることが自立

親を頼れなかった経験を持つ若者がそれぞれの立場でスピーチを行う啓発イベント「親ありき日本をこえる〜コエール2022



今回「コエール」を一緒に進行してくれた"ヤスくん"こと俳優の古原靖久さん。ヤスくんも5歳から18歳までを児童養護施設で過ごした当事者のひとり。



同じように親を頼れない経験をしたヤスくんだからこそ紡げる愛ある言葉と力強いメッセージをイルミネーター11人に贈ってくれました。



ガォーというポーズを取っているのはヤスくんがスーパー戦隊シリーズ「炎神戦隊ゴーオンジャー」で主演の32代目「レッド」を演じていたからキラキラ



コエール第2部ではヤスくんが子供時代を過ごした施設を含む2つの児童養護施設を訪問した動画を紹介。ヤスくんがなかなか知ることの出来ない施設の""をレポートしてくれました。



ヤスくんを担当していた若松弘樹さんが今は園長に。あまり見た目が変わってないとヤスくんもびっくり!?当時から理不尽な大人の理屈を押し付けないというスタンスだったという若松さん。子供が納得する説明をしてくれたそう。



施設を出たあとのアフターケアは少しずつ制度も整ってきたと若松さん。施設を出たら終わりではなくずっと関係は続いていくのでいつでも相談にきて欲しいとのこと。



そして自立は1人で何でも頑張ってやることではなく"必要な時に人を頼れること"が自立だという若松さんの指摘は大人にも当てはまると思いました。



自分の施設以外を訪ねたことはあまりなかったというヤスくん。今回まだ新しい別の児童養護施設にもお邪魔しましたがハード面だけでなく職員のみなさんの対応も大きく変化していることに感心しきりでした。



大部屋ではなく11人が個室を与えられるユニット化も進んでいて少人数でより家庭的な環境が整えられ個を大切にするようになっているとのこと。



"監視"から"見守り寄り添う"というように職員と子供達との根本的な関係が変わってきていて生活の中で大切にされることで自分を大切に出来るようになりそれが自立に繋がっていきます。



またヤスくんが一緒にハンバーグを食べていましたが以前は献立が決まっていて好きなメニューが出るのは特別な時だけでしたが、今は子供達の意見を聴いて食事を作るというそんな場面でも昔とは違ってきているそう。



全国には612ヶ所の児童養護施設がありますがまだ施設間の差があるのが現実。ですがヤスくんのレポートで確実に"子供ファースト"に変化していることが分かりました。



親を頼れない"社会的養護"を必要とする子供達の問題を知ってもらうために発信しているヤスくん。夏には舞台を控えているとのこと。人生を切り拓いていくヤスくんもまた未来を照らすイルミネーターです。これからも応援しています音譜



今回久しぶりのリアル開催となったコエール。会場に去年のイルミネーターもかけつけてくれました。1年しか経っていませんが今年のイルミネーターよりもお姉さんお兄さんに見えましたキラキラ



すぐに世界は大きくは変えられないけれど勇気を持って一歩を踏み出したイルミネーターの言葉が確実に人の心を動かしていますクローバー



「親ありき日本をこえる〜コエール2022」みんなに逢えて良かったビックリマークまた来年もお手伝いさせていただきます音譜



「コエール」について詳しく知りたいという方はこちらのホームページをご覧ください☞


https://coyell.b4s.jp/