老後の先の老後⁉︎ | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

老後の先の老後⁉︎

4月から新たにスタートしたnote &音声配信番組「翔べ!ほっとエイジ~人生100年時代の歩き方トーク」番組のサブタイトルにもなっている



"人生100年時代"をまさに生きていらっしゃる1970年代から女性の地位向上のための活動の先頭に立ち活躍している評論家の樋口恵子さんにスペシャルインタビューさせていただきましたキラキラ音譜


(【前半】【後半】2回にわたり配信します)



NPO法人「高齢社会をよくする女性の会」の理事長や東京家政大学名誉教授も務めている樋口さんは介護保険制度の創設にも尽力されました。



これまでも人生100年時代の生き方を発信してきた樋口さん。今年5月に90歳になりましたが現在"ヨタヨタヘロヘロの『ヨタヘロ期』をよろめきながら直進中"とのこと。





最新の著書「老〜い、どん!」シリーズでは"満身創痍ではなく満身疼痛!?"などかなり赤裸々に樋口さんらしいユーモアを交えた語り口でご自身の体験を綴っていらっしゃいます。



"老後の先の老後"を生きることになる人生100年時代だからこそ「老〜い、どん」と号令をかけて老いから逃げずに楽しもうという希望を持って書いた2冊。



70代は石や敷物につまずいて転ぶようになったけれど90前後は畳の上に黙って立っていただけなのに何故か転んでしまい樋口さんも顔が痣だらけになったそうショック



また90直前に乳がんが見つかり摘出手術を受けたとのこと。コロナ禍で検診控えが問題になっていましたが自分も発見が遅れてしまった1人だったと樋口さん。



年齢的に全身麻酔のリスクもあり心臓の精密検査や手術中に歯が抜け落ちてしまうと呼吸困難になってしまうので歯のチェックなど様々な条件をクリアして無事に手術を受けることが出来たそうです。



歳を重ねて様々な変化があるのは人間だけでなく長年住んでいる"住まい"も同じ。樋口さんのお宅も30年が経ったある大嵐の日に家中で洗面器が足りないほどの雨漏りが。



実は家を建てた時に何十年後に必要になる住宅修繕費をきちんと毎月積み立てるようにと言われていたそうですが自分達は共働きだし大丈夫と貯金しなかった樋口さんおーっ!



"家の寿命を人の寿命が追い越して樋口家の家計が大ピンチ!?"という私の失敗を繰り返さないように収入が無くなる定年後にやってくる自宅の修繕のための備えをぜひして欲しいと言っていました。



ご主人はすでに亡くなっていてお医者さんをしているお嬢さんと暮らしていますがあちこち痛くて起きるのが億劫になっている樋口さんを毎朝起こしてくれて歯を磨けやらご飯を食べろと世話を焼いてくれるそう。



"鬼娘"の憎まれ口と一緒にご飯を食べて命を繋いでいますなんて冗談を言っている樋口さんですが娘が自分のことを思ってくれているのも



もちろん分かっていますしまだまだ口喧嘩を娘としても負けることはなく今度はこう言い返してやろうと考えるのも楽しいとのこと。



今も現役ですがずっと共働きで色々な方の力を借りなければやってこられなかったので我が家を開いて手伝ってもらうことに抵抗はないと樋口さん。



著書の中でキッチンを明け渡すことも大事と指摘していますが我が家だけではなく、老いを生きる中では"自分自身を開いて"受け入れていく必要があるというお話も頷けました。



人生100年時代を迎える「初代」でもある評論家の樋口恵子さんに老いを幸せに生きるためのヒントをたくさん伺っていますのでぜひインタビュー【前半】はこちらからお聴き下さい☞


https://note.com/100years_hiker/n/nd929f6a66a45