![](https://readyfor.jp/s3/readyfor-img/project_photos/73775/medium/368704c0da2161b27af0177a9a2073b15942a6d9.png?1649063918)
重い十字架。。。
きょうは母の日
何年経っても"ありがとう"と直接伝えられないのはちょっぴ淋しいです。。。
![ブーケ1](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/052.gif)
我が家は母が車椅子生活になってからは毎日が母の日みたいでした。この写真はまだ私が女子アナ
と呼ばれていた時のものですが![おーっ!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/080.png)
![!?](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/177.gif)
![おーっ!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/080.png)
寝る時間を削って母を何処かに連れて行ったり美味しいと言ってもらえるように工夫をしてご飯を作ったりと
身体が不自由でも"心は自由であるように"そして"いつも笑顔でいて欲しい"と家族みんなが願って過ごしていました。
介護保険もない時代でしたので出来る限りのことはしてあげられたと思いますが唯一後悔していることがあります。
それは母のがんを見つけられなかったこと。
きちんと毎年がん検診を受けさせていれば手遅れになることはなく今もあの天使のような笑顔で私達家族を迎えてくれていたはず。。。
取り返しのつかないこの過ちは私が一生背負わなければならない重い十字架です。母を子宮頸がんで父を胃がん肺がんで亡くした遺族のひとりとして
ドラッグラグなどがん医療の取材や啓発活動に長年携わってきましたがこの20年間にがん医療は手術以外の選択肢も増え大きく進歩。
「がん=死」と考えられてきた時代からがんと共に生きる時代になり子宮頸がんはヒトパピローマウイルスが原因であることや遺伝性のがんの存在も知られるようになりました。
こうした新しい治療法の確立やがんの原因究明が進んだのは日々患者さんと向き合い、がんで失われる命を無くしたいという医師の想いと努力があったからです。
もし自分や自分の家族が希少がんの当事者だったら、患者数が少ないという理由から薬の開発が進まない現実を受け入れることができるでしょうか。。。
ドラックラグが解消されていない小児がんの医療を変えたいと小児科医の先生達が中心となって小さな命を救うための
「元気にな~れ子どもたちー小児がん治療の歩みを支えるー」というクラウドファンディングに挑戦しています。
医療の進歩には患者家族の協力が絶対に必要ですが治験に参加するという方法だけではなく研究を後押しする
こうしたクラウドファンディングも誰もががんになる可能性がある時代に私達ひとりひとりに出来る貢献の形です🍀
私も微力ながら応援させていただいているプロジェクト「元気にな~れ子どもたちー小児がん治療の歩みを支えるー」の詳細はこちらから☞
沢山の気づきを与えてくれた母に感謝の気持ちを込めていま私に出来ることを。。。