自分がやらなければ。。。 | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

自分がやらなければ。。。

私がナビゲーターを務めるノバルティスファーマプレゼンツのYouTubeトーク番組「Insight Story3回目のゲストはメディカル・データ・ビジョンの岩崎博之さんです。



医療界のデジタルトランスフォーメーション(DX)に人生をかけて取り組んできたヒストリーを3回にわたってご紹介します。



MDVは病院向けに経営支援分析システムなどを提供したり医療情報を集積する「データネットワークサービス」などを手掛け、患者自身が診療情報の一部をスマフォで保管閲覧できるサービスも提供しています。



1回目のキーワードは「Inspired」医療とは全く関係ないマルチメディアの世界にいた岩崎さん。医療系の会社からレポートを頼まれたことをきっかけに医療界が抱える様々な問題に気づきます。



そして有効活用すべき医療情報が活かされていない状況を変えられる人間がいないことにも。自分がやらなければという使命感から起業することを決意した岩崎さん。



ですが様々な人にヒヤリングして返ってきたのは「何ひとつ無理」という厳しい意見でした。当時は診療データを病院が他社に渡すことはあり得ない時代で病院関係者にもなかなか理解してもらえず数年間は何億の赤字だったそう。



そんな中で岩崎さんが大切にしたのは信頼関係を築くこと。コツコツ病院に足を運び丁寧な説明を繰り返して医療関係者の信頼を獲得していきます。



1度決めたことをやり抜く岩崎さんの姿勢はお母様譲り。「これをやろう」と決めたことはどんなに大変でも必ずやり遂げる人だったそう。



女手ひとつで育ててくれたお母様は割烹で働いていたため小学生の頃から夜を1人で過ごす時間が長く色々なことを理論的に思考する習慣が自然に身に付いたと岩崎さん。



私も母が高校3年の時にくも膜下出血で倒れた後に容態が安定しリハビリの病院に転院するまでの脳外科の病棟で過ごした数ヶ月間は様々なことを考える貴重な時間でした。



重い後遺症を負った母も1人では何も出来ませんでしたが母以外の患者さんはみなさん意思疎通も難しくもっと厳しい状態。。。



亡くなる方もいてまだ18歳だった私は生命の限りや生きることそのものについても深く深く思いを馳せることになりました。



どんな状態でも生かされているだけで有り難いと心から思いましたが右半身が麻痺し言葉がしゃべれなくなった母と私達家族の未来はこれからどうなるのか。。。



そんな私にとって道標になったのは会話の出来ない患者さんにも1人ひとりに声をかけ丁寧にケアをしている看護師さんの姿でした。



ありのままを受け入れるのにはやはり時間はかかりましたが母は母であることに変わりはなく普通に接していけば良いんだと思えたのは看護師さんのおかげです。



医療界を変えたいと思ったことや母親から大きな影響を受けたという共通点がある岩崎さんの1回目のキーワード「Inspired」編はこちらから☞


https://m.youtube.com/watch?v=dwLJwm_SKVg