見守っているはず。。。 | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

見守っているはず。。。

毎週日曜あさ6時25分から6時55分までオンエアのニッポン放送「ひだまりハウス〜うつ病と認知症について語ろう〜クローバー



今週のゲストは2度目のご出演となるタレントで女優のつちやかおりさんでした。前回は15歳でデビューしたつちやさんを支えてくれたお母様が認知症と診断された時のお話などを伺いました。



家族での介護が厳しくなり後ろめたいと思いながらもグループホームを選択したつちやさん。お母様を動揺させないようにいつもと変わらずに迎えにきたデイケアの車に乗せたというエピソードは印象的でした。



あれから5年。改めてその時の決断について葛藤はあったが家族には出来ないケアをやってくれるグループホームで過ごしている表情は穏やかで母のために良かったと語っていました。



娘かどうか分からない状況とのことですがお母様の眼差しや別れ際に手を離さないなどどこがで理解していると感じるとつちやさん。



"母には笑ってもらいたい"と逢いに行った時は歌を一緒に歌うようにしているとのこと。以前もつちやさんが出演していたドラマの主題歌を



覚えていたと言っていましたが認知症になったからこそ母がこんなに歌える人だったと気づくことが出来たと嬉しそうでした。



美空ひばりさんや坂本九さんだけでなく本人も忘れているのに!?娘のデビュー曲を歌えるそうで母親の愛情の深さに感動クローバー



一度、食事が摂れないという状況になり施設から胃瘻について相談があったそう。お母様は持ち直されて食べられるようになりましたが



家族の気持ちが揺らぐのは仕方がないことで"いざとなった時"の延命措置などの事を考える貴重なきっかけになったそうです。



そんなつちやさん母娘もコロナ禍の影響を受けてしまい2年以上逢えない時間が。。。そのあいだにお母様にとってはひ孫が生まれましたが直接逢わせることは出来ず。



そしてワクチン接種をお互いに2回したら面会できると指折り数えていた矢先の去年の夏にお母様は帰らぬ人になってしまいました。



90歳の誕生日を迎える前日だったそうです。最愛の母の死と初孫の誕生という経験に命の繋がりの不思議を感じるとつちやさん。



夢に出てきてくれるというお母様は"つちやさん母娘孫"をきっと見守ってくれているはず。ちなみにお孫さんにはおばあちゃんではなく"かかちゃん"と呼ばせているそうです



お母様の介護をしながら認知症ケア指導管理士という資格を取得。本人、家族、専門職とそれぞれ想いがありそんな介護する家族とプロの介護職を繋ぐ役割が出来たらと目標を語ってくれました。



ニッポン放送「ひだまりハウス」つちらかおりさんのインタビューはこちらのホームページから聴くことが出来ますのでご利用下さい☞


https://www.1242.com/hidamari/