自己責任論ではなく。。。
今月23日(日)午後14時からオンラインにて開催する児童養護施設などから自立する若者向けのガイドブック改訂版お披露目会企画![ひらめき電球](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
![ひらめき電球](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
ガイドブックの作成にも携わった児童養護施設"子共の家"施設長の早川悟司さんにお話いただきますが早川さんが共同執筆している「施設で育った子どもの自立支援」を読みました。
「自分の存在を肯定できず夢など描けない。。。」
施設で暮らす子供達の6割が親から虐待を受けていて人として育まれず当たり前を奪われ続けてきた過酷な現実。
周囲を困らせる行動を取る子供はそれまで親に困らされてきたということ、そして助けを求める方法を知らない彼らは最も養護を必要としていることを忘れてはならないと早川さん。
"18歳の壁"により高校を卒業したら1人で生きていくことを迫られてしまうため進学なんて無理だと多くの子供達が未来を想像することを諦めてしまっています。
ですが夢を諦める必要はなく自ら思い描いた展望を叶えるために逆算して必要なことは何かを一緒に考えて必要な時に必要な情報を彼らに伝えることは大人の役割です。
また施設からの"自立"に関して早川さんは全く支援を受けずに社会生活を送れる人はいないとまず指摘。
国が実施した施設出身の人を対象にした調査でも生活や将来に不安があり困っていると答えた割合は5割を超えていますし
自立後に誰にも相談できずに死と隣り合わせの状況まで追い詰められている人が少なくないことがこの本からも伝わってきます。
"自己責任論では終わらせない"親からネグレクトされてきた彼らを社会がネグレクトすることがあってはならないと
強い想いと意思を持ち子供達の伴走をしている早川悟司さんのお話ぜひ多くの人に聴いて欲しいです🍀
参加費は500円になります。イベントの詳細や申込みはこちらから☞