若い選手が躍動!
きのうはブラインドサッカーの頂点を決めるアクサブレイブカップブラインドサッカー日本選手権の準決勝ラウンドの取材で平塚総合体育館にいましたがやはり室内でも寒かった
そんな中で予選ラウンドを勝ち抜いた3チームが決勝進出をかけて熱い闘いを見せてくれました。
コロナの影響で中止になっていたために2年ぶりの開催となった日本選手権。2019年の前回大会は悔しい準優勝で雪辱を果たしたいfree bird mejirodaiとコルジャ仙台がまず対戦。
free birdのキャプテンでエースの鳥居健人選手が積極的に攻めて開始3分すぎに見事なゴールを決めます何度観ても目が見えないとは思えないプレーの連続でブラサカは本当にすごい
そして東京2020パラリピックに17歳という若さで出場した次世代のエースと期待されている園部優月選手も1得点しfree birdが2点リードで後半へ。
ただコルジャ仙台も果敢に攻め続け特に背番号7のキャプテン佐藤翔選手が力強いシュートを何度も放ち後半残り2分に1得点するも追い付けず。まずfree birdが1勝します。
2試合目は日本ブラインドサッカーのエース黒田智成選手など4人の日本代表選手が所属するたまハッサーズとコルジャ仙台が対決。
激しいディフェンスでたまハッサーズの攻撃を封じ込めたコルジャ仙台のエース佐藤翔選手が前半に1得点し1-0で後半へ。
後半、コルジャ仙台の齋藤陽翔選手がさらに1得点をあげたまハッサーズの黒田選手が残り時間3分に1点を取り返すもコルジャ仙台が勝利。
free bird mejirodaiとコルジャ仙台がそれぞれ1勝し、どのチームが決勝ラウンドに進んでもおかしくない展開の中で迎えた最終戦。
オレンジのユニフォームに着替えたfree birdは「4人で守って4人で攻めるサッカー」で経験豊富な日本代表選手を封じ込めエース鳥居選手が1得点しリードして後半へ。
東京パラリピックでも粘り強いプレーを繰り広げたたまハッサーズの田中章仁選手が攻守共に泥臭く攻めていきますが得点できず。
10代20代が中心のfree bird mejirodaiがベテラン揃いのたまハッサーズを破り2勝を挙げて1位で決勝ラウンド進出を決め、1勝したコルジャ仙台が3位決定戦に臨みます。
東京2020パラリピックが終わったばかりですがすでにブラサカの選手達はベテランから若手まで次の2024年のパリパラリピック目指して切磋琢磨しています。
「パラスポーツを世の中に当たり前に存在するものにしていくための第一歩の大会」を目標に掲げるブラインドサッカーの日本一を決めるアクサブレイブカップ日本選手権。
決勝ラウンドは今月22日に東京フットボールセンター八王子富士森競技場で開催されます。コロナの感染状況により無観客の可能性もありますがYouTube配信されますのでぜひオンラインで観戦してみて下さい
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毎週金曜よる7時からOAの文化放送「みんなにエール!」今月21日に準決勝ラウンドの模様をお伝えしますのでどうぞお楽しみに