やるべきことは。。。
応援する文化放送「みんなにエール」
東京2020パラリピック"まちレポート"
今週はいよいよシリーズ最終回になります
最終回は日本選手団の主将や開会式の
選手宣誓という大役を務めた車いすテニス
男子日本代表の国枝慎吾選手を特集します
前回のリオパラは右肘の手術をしたものの
痛みは消えず無理を押して出場しますが
シングルスはベスト8という悔しい結果で
その後も不調は続き引退も考えたことも。
世界ランキング1位ではありましたが
今年の自分のテニスは良くなかったそうで
グランドスラム45回の優勝を果たすなど
輝かしい記録を持ちながら4年に1度の
パラリピックの怖さや臆病な自分がいて
大きなプレッシャーがあったと国枝選手。
"本当に信じられない、もう一生分泣いた"
ニ大会ぶりに金メダルを手にした国枝選手の
震えながら男泣きする姿からプレッシャーの
大きさが痛いほど伝わってきましたし自身も
どう終わったのか覚えていないというほど。
ラケットに「俺は最強だ」と書いてある
エピソードはよく知られていますが今回は
「I know what to do」やるべきことは
分かっていると試合中に何十回も自分に
言い聞かせていたそうで自分自身を疑う
気持ちとの闘いでもあったと語ってました。
過去の栄冠にしがみつかずおごらずに
素直に自分の弱さを認め臆病な自分を
奮い立たせ勝利を掴みとった国枝選手を
インタビューを交えてたっぷりと紹介
国枝選手も東京パラで車いすテニスファンを
増やしたいと語っていましたが4年に1度の
祭典と言われるパラリピックは社会や
意識を変えるきっかけを作る貴重な機会
私自身が車いすの母と一緒にパラリピックを
取り上げる新聞記事を見て障害があっても
可能性は無限だと気付かせてもらった1人。
パラスポーツの魅力だけでなくみなさんの
パラアスリートの歩みをお伝えすることは
同じように障害を持つ人達にとって
大切な道標になると私は考えています。
長く続くコロナ禍の中で様々な制限が
ありますがパラアスリートのみなさんの
"出来ないことがあるけれどその中で
出来ることを最大限に"という発想の転換は
全ての人が当事者である"今"とても大切
「I know what to do」30年前から
私のやるべきことは分かっていました
これからも障害のあるなしに関係なく
1人1人が自分らしく輝ける社会を目指し
コツコツと伝え続けていきたいと思います
毎週金曜よる7時からOAの文化放送
「みんなにエール」お聴きください