奇跡が起きた!
〜東京パラリンピック2020レポート26〜
東京パラリンピックも残りあと3日ですが
暑すぎるのも辛いですが冷たい雨もまた
選手達のコンディションを狂わせそう
きょうも国立競技場では様々な種目が
朝から行われていますがみんなにエールに
出演してくれた石田駆選手が上肢に
障害があるクラス男子400m予選に出場![ひらめき電球](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
![ひらめき電球](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
高校時代にインターハイに出場する実力を
持っていた石田選手は大学に進学した直後に
左肩に骨肉腫が見つかり陸上を続けるために
切断は選択せず人工関節にすることを決断。
立ち直るまでには時間がかかり障害者に
なったことを自覚できなかったという彼に
パラ陸上を勧めたのはお父さんだったそう。
可動域が狭くなった肩甲骨をどう動かすか
左右のバランスなどの課題をクリアして
400mなどで日本記録を樹立した石田選手。
初めてのパラリンピックでのタイムは
トップとは4秒差の51秒56で全体の10位。
パラ陸上に出逢って奇跡が起きたと話す
石田選手ですがぜひ次回は決勝の舞台に
そしてパラ陸上を始めて15年で初出場の
大矢勇気選手が男子車いす100mに登場。
高校の時に転落事故で脊髄を損傷して
車いすになり自暴自棄になったことも。
そんな中でパラ陸上に出逢った大矢選手は
才能を開花させますがロンドンは母の死と
重なりリオでは褥瘡が悪化していまい手術。
今年の夏にアジア新記録をマークした
大矢選手は39歳で日本代表の切符を手に。
雨の中のレースでしたがトップとの差は
わずか0.19秒の17秒18で堂々の銀メダル
またこの東京パラから採用された種目
男女混合の400mリレーで障害の異なる
4選手が走るユニバーサルリレーは決勝に
次の東京パラレポートでお伝えします