ライバル対決 | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

ライバル対決

〜東京パラリンピック2020レポート20〜



パラ競泳はレジェンドから若手まで

素晴らしい泳ぎを見せてくれていますニコニコ



昨日は男子200m自由形で鈴木孝幸選手が

銀メダルを獲得しこれでメダルは4つに。



5大会連続のパラリンピック出場となる

鈴木選手はここまですでに金メダルを

1個と銅メダルを2個を手にしています。



鈴木選手は前半で素晴らしい泳ぎを見せ

なんと世界記録を超えるタイムで先頭で



折り返しこのままのペースで後半も行けビックリマーク

と思っていましたがイスラエルの選手が

鈴木選手を追い抜いてリードを拡大し



世界記録を6秒も上回る24484

鈴木選手に大差をつけて金メダルを獲得。



全種目でのメダル獲得を目標にしている

鈴木選手がゴール後に電光掲示板を冷静な

表情で見つめているのが印象的でした。



厳しいトレーニングをしてきたので

自己ベストを出したかったとレース後

鈴木選手はインタビューで語っていました。



そして"東京パラリンピックの目標は

金メダルを取ること"アスリートだから



当たり前と言い切る木村敬一選手が

満を持して200m個人メドレー決勝に進出。



タッパーを務めるコーチの寺西真人さん

髪がすっかりロマンスグレーになっていて

北京からの時の流れをしみじみ感じた私あせる



木村選手は毎回5種目に出場していましたが

今回は得意の100mバタフライでの金を

目標に逆算して出場を3種目に絞りました。



朝からすごく緊張していたそうで何度

出場してもやっぱりパラは特別とのこと。



そんな木村選手が自分を高める存在だと

認めている富田宇宙選手も同じく決勝進出。



最初の50mはバタフライ100mを想定して

泳ぎトップでターンしますが後半で失速。



富田選手が最後の自由形で追い上げて

228443位に入り銅メダル獲得ですひらめき電球



5位だった木村選手が見据えるのは最終種目

バタフライでの金メダルで結果は想定内。



先天性の疾患で全盲の木村敬一選手と

病気が進行して失明した富田宇宙選手。



見えないのが当たり前だった木村選手は

水泳を始め不安よりも自分に出来ることが

増えていくことが自信になったと語り



病気により出来なくなっていくことが

増えていくことは精神的に負担が大きく



あらゆるこだわりを捨てなければならず

様々な制限がある中でどう生きるかは

自分の受け取り方次第だと話す富田選手。



全く違うプロセスで競泳人生を歩んできた

ライバル対決に注目したいと思いますクローバー