最後のパラリンピック | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

最後のパラリンピック

〜東京パラリンピック2020レポート19〜


準々決勝進出を決めている車いすバスケ

日本代表はきのうはトルコと対戦しました。



お互いメダル獲得に向け負けられない一戦

日本代表最年長でアテネから5大会出場の



ベテラン藤本玲央選手がリバウンドを

ねじ込んで良い流れから試合はスタートアップ



ですが前半はなかなか得点を入れられず

パスミスもあったり2-8となった場面で

日本代表はタイムアウトで立て直しを図り



香西宏昭選手の3ポイントシュートや

藤本選手が連続でシュートを決めるなど



24-21とリードを広げますが前半終盤で

トルコに連続得点を許し27-28で後半へ。



この試合では藤本選手が大活躍でチームを

牽引しベテランの存在感を遺憾なく発揮

3ポイントシュートを含む7得点を挙げます。



また身長190センチで車椅子に座った状態で

手を伸ばすと220センチになる体格を生かし

秋田啓選手が着実にシュートを決めます。

 


バイク事故で左足を切断した秋田選手は

代表デビューは2017年でリオパラはまだ



別世界だったそうですが日本の強さを

引き上げたと言われメダル獲得のキーマン。



最終クォーターは日本が連続でシュートを 

決めてリードを広げる中で鳥海選手から



香西選手へのラインが4回連続で決まり

着実に得点を重ねた日本が67-55で勝利アップ



鳥海選手はテレビを通し応援してくれている

人の存在が力になっていると言ってました。



メダル獲得という結果を出すことを目標に

やってきて自分もチームも成長できたし



4勝1敗で準々決勝を決めた予選リーグは

目標を掴み取る自信になったと鳥海選手。



最後のパラリンピックの覚悟で臨んでいる

19歳から代表入りしている森本玲央選手。



キャプテン、日本のエースとして出場した

リオの悔しさを胸にゼロからのスタート。



実はリオ前から右肘に激痛を抱えていて

リオ後に手術して藤本選手は復帰しますが



若手が生き生きと活躍する姿に自分の

定位置はないと危機感を持ったとのこと。



自分について来いではなく自分が若手に

必死に追いつかなければと思うと同時に



高いレベルでプレーする次世代と一緒なら

メダルが取れるという確信に繋がりますひらめき電球



トルコ戦のあとメダル争いに食い込める

チームに日本はなっているので予選は



通過点でありフィニッシュするまで

成長は止めないと力強く話していました。



車いすバスケ準々決勝は明日からスタート音譜