変わる学び | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

変わる学び

毎週日曜あさ6時25分からオンエアの
うつ病と認知症を語ろうがテーマの
ニッポン放送「ひだまりハウス」ヒマワリ

あすは公教育のプログラミング教育を

推進するNPO法人「みんなのコード」で

主任講師を務める福田晴一先生です。




東京の公立小学校や知的障害特別支援学校

そして杉並区初の統合新校の校長など

40年にわたり教育に携わってきた福田先生。



夏休みなど長いお休み明けは子供の

不登校や自殺が増えるという話は番組で

何度も取り上げてきましたが2学期は



文化祭や運動会などの行事が予定され

授業以外にも忙しくなる先生にとっても

憂鬱になる時期でもあると福田先生。



昭和の時代は先生も夏休みをしっかりと

取れていましたが時代が変わり研修や



補習、部活指導などの業務が増えて

休み明けに体調不良により長期休暇を

先生が取ることも珍しくないそうです。



そして時代と共に変化しているのは

子供達の夏休みの過ごし方も同じで



現在は家族旅行や田舎の祖父母と過ごす

家庭は少なくなっていて代わりに

学童や塾通いが主流になっているそう。



これは共働きが増えていることも理由の

ひとつですが中学受験が当たり前になり 



やめるにやめられない状況になっていて

過度な塾通いを強いられ疲弊する子供が

心身のバランスを崩してしまうことも。



またコロナ前は海外旅行に行ける家庭と

そうではない家庭との経済的な格差が

拡大していることも懸念されていたそう。



一方、夏休みには時間割がありませんので

見守りが行き届かずに怠惰に過ごす中で

トラブルが起きることもあると福田先生。



子供のSOSに目配りしないといけない

教師の負担も大きくなり余裕のない状態で 



走らされているという現状を放置していて

良いはずがありませんが福田先生は担任が



責任を1人で抱えこまないように組織で

対応することが重要でリーダーが最後は

きちんと責任をとるべきだと指摘します。



定年後に福田先生が取り組んでいるのは

教育現場でのIT活用の促進で校長時代に



1人に1台タブレットを使う環境を整えて

文部科学大臣表彰も受けている方なんです。



コロナ禍で学校の授業のオンライン化が

加速していますが以前は物も予算もなく



現場の先生の想いだけでは実現しないと

考えた福田先生は校長先生を対象にした



プログラミング教育研修の講師として

校長先生の先生をしているとのこと。



姪っ子甥っ子も私なんかよりも器用に

スマフォなどを使いこなしていますが



デジタルネイティブ世代を対象にした

学びは確実に変わるパラダイムシフトに

現場が対応できていない残念な現実。。。



デジタル技術も上手く取り入れながら

長所が短所を補えるように1人1人に



合わせた多様な学びが提供できるかの

鍵を握るのはリーダーである校長先生。



"古い考えを捨てて柔軟な発想をする"

自らも校長を経験しているからこそ

福田先生の言葉には説得力がありますクローバー



福田先生が校長をしている時は校長室の

扉を常に開けていて生徒だけでなく

保護者にもオープンにしていたそうですひらめき電球



ニッポン放送「ひだまりハウス」

福田晴一先生のインタビューお聴き下さい音譜