生きた証を。。。
応援する番組文化放送「みんなにエール」
車いすラグビー日本代表キャプテンを
務める池透暢選手をあすはご紹介します
車いすラグビーがパラリピックの
正式競技に採用されたのは2000年です。
パラリピックの競技で車いす同士の
ぶつかり合いが唯一許されているのが
車いすラグビーで"マーダーボール"の
別名がありラグ車と呼ばれる車いすは
その激しさが分かるほどボコボコです。
"倒れてもすぐに起き上がって前に進む"
これは障害のあるなしに関係なく人生の
歩み方に似ていると言う選手もいます。
そんな車いすラグビーは障害の重い選手も
活躍できるスポーツで敵の進路を妨げて
味方のポイントゲッターのチャンスを
作るという大切な役割がありボールを
持っていない場所での攻防も見応えあり。
2016年リオで銅メダルを獲得した日本は
2018年の世界選手権では強豪を破り優勝
東京では悲願の金メダルを目指しています
池透暢選手は19歳の時に交通事故に遭い
左足を失い全身の75%に火傷を負いました。
一命を取り留めましたがこの事故で
車に同乗していた友人3人が亡くなり
彼らの分も人生を輝かせ「生きた証」を
残すことを決意したと語っている池選手。
最初は車いすバスケをやっていましたが
手にも障害がある池選手は日本代表には
なれずテレビで車いすラグビーを見て
自分と同じ障害のある選手が挑戦する姿に
感動しもう一度目指す場所を見つけたと
車いすラグビーへの転向を決めました。
頭角をすぐに現した池選手は2015年に
日本代表のキャプテンに就任しましたが
実は先頭に立って引っ張る性格ではなく
みんなの意見を聞いて話し合いをしながら
決めていくタイプだと自己分析しています。
そしてリオのあと池選手は日本を飛び出し
2018年にアメリカへ留学しますが
それほど強くないチームを選んだのは
未完成のチームでチームメイトの可能性を
どう引き出すかそしてチームを上位に導く
ノウハウを学びたいと考えたからと池選手。
全てはキャプテンとしてのスキルを
磨き日本チームを金メダルに導くための
留学でリーダーとして成長できたそう
目の前のことから逃げずにトライし続け
目指すべき場所に立つ池選手を見逃すな
パラスポーツを全力で応援する文化放送
「みんなにエール」ぜひお聴きください