たすけられ王国 | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

たすけられ王国

毎週日曜あさ6時25分からオンエア

ニッポン放送「ひだまりハウス」ヒマワリ



今週は相模原市を拠点に認知症になっても

安心して暮らせる街づくりを目指し活動する



さがみはら認知症サポートネットワーク

"さがサポ"代表の佐藤隼さんがゲストですニコニコ



佐藤さんは作業療法士でリハビリにより

脳卒中や高次機能障害の患者さんたちの

自己実現をするサポートをしてきました。



全国で養成されている認知症サポーター

相模原でも5万人を超えているそうですが



認知症を理解したい寄り添いたいという

気持ちから認知症サポーターになったのに



実際にどうしたら良いのか分からない人が

居ることに注目したさがサポでは困り事や



叶えたい希望などがある認知症の人と

サポートしたいという人のお互いの思いを



マッチングしてパートナーとして生活し

支え合える街づくりを目指して交流できる

居場所づくりなどの取り組みをしていますひらめき電球



認知症の人や家族のニーズを把握するため

電話やメールによる相談窓口を設置したり



パートナーズカフェを開いて認知症の人や

その家族が持つ思いとパートナー活動を

マッチングする居場所を企画しています。



ほかにも認知症になっても暮らしやすい

街について考えるワークショップも開催。



コロナ禍によりオンラインでの交流を

さがサポでもやはり余儀なくされましたが



これまで会場に足を運べなかった人や

県外の人が参加できるというメリットも。



何より会えなくなった辛さはありましたが

何気ない会話や繋がりの大切さを再確認クローバー



さがサポの代表的な取り組みのひとつが

「ウィッシュカード」で認知症当事者や

ご家族そしてパートナーが感じている



"困っていること"や"やってみたいこと"を

「ウィッシュ」と呼びこのウィッシュを

みんなで分かち合い繋げるためのカードメモ



ウィッシュはメールでも受け付けていて

投稿されたメッセージはホームページや



会員情報メールで共有されマッチングを

事務局がサポートしコーディネーターが

立ち合うことでウィッシュを実現します。



聴覚障害を持つ若年性認知症の方の

ソフトボールをもう1度やりたいという



希望を広報誌に載せたところ企業から

グラウンドを使ってという申し出があり



また眠っているグローブなど道具があり

寄付したいというサポートがあり願いを

叶えられたのがきっかけになったそう。



他にも地元のサッカーチームの試合観戦や

飲みに気軽に行きたいというウィッシュも。



認知症だから出来ないと思い込んだり 

周囲は心配して行動を制限しがちですが



大切なのは本人が何をやりたいかという

意志でどうしたら"出来る"か考えることひらめき電球



コロナのために人手の足りなくなった

飲食店のお弁当販売を認知症のみなさんが



協力した"お仕事ウィッシュ"では謝礼が

出て稼いだお金でビールというおまけもビール



さがサポでは公的なサービスでは

出来ない所をこれからもサポートして



認知症であるかないかに関係なく

助けられ上手になろうを合言葉にして

"たすけられ王国"を目指したいと佐藤さんクローバー



ニッポン放送「ひだまりハウス」
さがサポ代表の佐藤隼さんのインタビュー
ぜひお聴きいただければと思いますニコニコ音譜