一生に一度。。。

あさ6時30分から8時50分まで生放送

ラジオ日本「スマートNEWS」木曜日

あす開幕する東京オリンピックを前に

福島のあづま球場で行われたソフトボール。

この日を迎えるために13年間も鍛錬を

重ねてきた上野由岐子選手がマウンドに。

2008年北京で金メダルを獲得した時に

25歳だった上野選手はきょう39歳に。

昨年予定通りに大会が開催されていたら

実は初戦がちょうど誕生日だったんです。

チームをメダルに導いた宇津木妙子監督と

ご一緒した時に運命的だと言ってましたが

初戦突破そして2連勝に心からのエールを

北京は私にとってもパラリンピックを

取材するという悲願が叶った大会でした。

"町さんは好きなことばかりしている"

高校生の時に母が重度の障害者になり

障害があっても当たり前の暮らしが出来る

社会にしたいと切実な想いで伝え手になった

私にこんな言葉を局内で浴びせた人もいて

日本テレビだけでなくほとんどの人が

パラスポーツに対して関心も理解もなく

孤軍奮闘の状況で大変なことが沢山あり

挫けそうになったことも何度もありました。

歯を食いしばってもそれでもパラスポーツの

魅力や可能性をどうしても伝えたかった。

あれから13年、一生に一度の自国開催の

パラリンピックを取材できるのは奇跡。。。

障害者が声を上げられなかった時代を

生き抜いてきた家族当事者の1人として

開催を信じることをどうか許して欲しい。

共生社会を目指すと掲げなくても良い

多様性を認め合える時代のスタートに

東京パラリンピックがなりますように