長い旅に。。。
"芸術の灯をともし続けよう〜映画にエール"
吉永小百合さんが初めて医師役を務めた
映画「いのちの停車場」が緊急事態宣言の
緩和を受け都内の映画館でも公開スタート
20年前に母を在宅で看取った経験を元に
僭越ではありますが吉永さんの映画に
メッセージを書かせていただくという
本当に光栄なチャンスをいただきました
様々な病気を抱えた患者家族の終末期に
寄り添う在宅医を吉永小百合さんが
共に命に向き合う看護師を広瀬すずさん。
吉永さんと広瀬さんは初共演だそうですが
日テレ時代最後の仕事で徳光和夫さんの
番組のスタッフをしていた時に徳光さんと
吉永さんの対談をセッティングしたことが。
もう10年ぐらい前ですが吉永さんが
広瀬さんのことを気になる女優さんだと
言っていたのが印象に残っていて彼女が
映画界に無くてはならない存在になることを
吉永さんは予想していたのだと思います。
吉永さん演じる在宅医は医師でありながら
治療では取り切れないほどの激痛に苦しみ
死にたいと訴える父親を前に1人の娘として
葛藤するという難しい役を演じています。
"この物語の答えはどこにあるのかという
長い旅になったが最後まで分からなかった"
舞台挨拶で監督の成島出さんはこう話し
ラストシーンについては演じたというより
あの場所にいたと吉永さんもコメント。
限られた命を生きている私達。。。
終末期を迎えた時の選択をどうするのか
大切な人とぜひ観て欲しい映画です