100歳でデビュー⁉︎
毎週日曜あさ6時25分からオンエアの
ニッポン放送「ひだまりハウス」
認知症の妻を90を過ぎてから介護する
父の姿を娘の目線でありのままカメラに
収めたドキュメンタリー映画の監督
信友直子さんにまたお会いできました
"ぼけますから、よろしくお願いします"が
公開された時にも出演してくれましたが
映画館や自主上映会などでこれまでに
約20万人が映画を観てくれたそうです
前回のインタビューではありのままの
2人の暮らしを撮るために両親にカメラを
向けることへの葛藤などを伺いましたが
地元の広島での公開初日にはお父さんも
観に来てくれたそうで近所の人からも
"格好良かった"と声をかけられることが
増えて若返って元気になったと信友さん。
信友さん自身も全国各地を講演などで
飛び回っていましたが去年から続いている
コロナ禍で全てキャンセルになったそう
そんな中で信友さんは実家に戻りますが
脳梗塞で入院していたお母さんの容態が
緊急事態宣言が発令された日に悪化。。。
コロナ感染予防による面会制限のため
電話で母の様子を聴くことしか出来ない
心配するだけの日々が2ヶ月ほど続きます。
面会が許されてからは毎日お父さんと
病室に通った信友さんは楽しい思い出や
貴方の娘に生まれて良かったという感謝を
言葉にして伝えると意識が無いように
見えるお母さんの心電図が持ち直すそう。
"早く帰って来い、コーヒー淹れてやる"
"料理上手くなったから煮魚作ってやる"
「わしはよう言わん」というお父さんは
過去を振り返るともうダメだと母さんが
思ってしまうからと前向きな呼びかけを。
息を引き取る時にはお父さんが手を握り
"嫁に来てから60年一緒にいて幸せだった
おっかあ、これまでありがとう"と言葉を
かけるとお母さんの目からは涙が。。。
もしかしたらコロナが無ければ各地を
飛び回り会えないままだったかもしれず
心置きなくお別れが出来たと信友さん。
また父のそばにも居られたので母を
亡くした喪失感を埋められたかなとも。
90歳を過ぎてから妻の代わりに家事を
やることになったお父さんですが料理から
裁縫までこなす姿に頭が下がるだけでなく
お母さんのやり方そのままなのに気づいた
信友さんは父から母への想いが溢れていて
お父さんは”男らしい”と改めて尊敬したと
話していましたがそんなお父さんは何と
去年11月に100歳の誕生日を迎えたそう
コロナ禍のオンラインを逆手に取って
リモート誕生日会を企画開催したところ
200人を超える映画とお父さんファンが
参加してお祝いしてくれたそうです
戦争のために言語学者になる夢を諦めた
お父さんの学びはずっと続いていて
信友さんからのプレゼントは"大辞林"
100歳にしてオンラインデビューし
しかも楽しめている父のポテンシャルの
高さを信友さんも大絶賛していました
お父さんと語るオンラインイベントを
今月11日にも予定していて合わせて
過去の様子もアーカイブ配信するそう
Peatix(ピーティックス)というサイトから
申込みできますので信友直子で検索下さい☞
ニッポン放送「ひだまりハウス」の
HPでも紹介しますのでご覧ください☞
映画と同じタイトルの著書もお勧めです
ニッポン放送「ひだまりハウス」
信友さんのインタビューは今月18日に
OAしますのでぜひお聴きください