人の役に立つ | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

人の役に立つ

一般社団法人Wheelogが主催した
「地域共生社会トークセミナー」車椅子FREE



コロナ禍でオンラインでの開催でしたが
100人近い方が参加してくれて感謝ですクローバー


障害者や高齢者など移動に困難を抱える人に
バリアフリー情報を届ける活動をしている


Wheelog代表を務める織田友里子さんと
ご一緒するのは初めてでしたが小さい頃


(小学生ではなくきっと中学生!?)から
観ていましたと言っていただきましたにひひ


織田さんは車椅子ユーザーが実際に
走行したルートや利用したスポットなど


バリアフリー情報のプラットフォーム
みんなでつくるバリアフリーマップ
「Wheelogアプリ」を開発した方ですひらめき電球

無料で誰でも利用できる世界で1番優しい
地図アプリのユーザーは約3万人いますが
あなたの住む街や店は載っていますかはてなマーク


2002年に遠位型ミオパチーと診断された
織田さんは車椅子でも諦めない世界を


創りたいと"街歩き体験"を全国各地で
開催するなど当事者の声を届けています。


織田さんの目標はまさに私と一緒です
ゆめ旅の活動とも想いは重なりますので
この出逢いは必然だと勝手に思ってますアップ


地域共生社会を目指すキーワードは
"当事者意識"で多くの人が他人事から


自分事として考えられるように実体験の
機会を提供していきたいと織田さん。


そしてWheelogの活動にも参加している
就任して9ヶ月の内藤佐和子徳島市長。


大学生の時に多発性硬化症と診断され
弁護士の道を諦めた経験を持つ内藤市長は


これまでもダイバーシティの社会を目指し
活動し難病当事者の立場から行政トップに。


国や行政は自分達の"出来ない"ことを
なかなか認められない習性があります


"行政だけでは街づくりは出来ない"と
内藤さんは正直に認めてSNSを活用して
特に若い世代を意識して発信しているそう。


鍵は織田さんと同じく"自分ごと化"で
何でもお上がやるという意識ではなく
お互いの歩みよりが大切だと指摘します。


厚生労働省地域共生社会推進室長の
唐木啓介さんからは2つのアプローチを。


地域が抱える課題を解決すると同時に
人と人が繋がり続ける支援をすること。


"場を作りコーディネートする"ために
厚労省は多分野協働のプラットフォームを


これから整備していくそうで今年4月から
重層的支援体制整備事業を開始します。


相変わらずネーミングが硬すぎますがあせる


ワンストップの相談から支援に繋げる
この事業を育てるのは地域に住む人達ひらめき電球


地域共生社会のキーワードは"日常"で
何も特別でも大袈裟なことでもなく


お互いに支え合うことが日常の一コマに
なるように環境を整えたいと唐木さん。


そして特別養護老人ホーム潤生園の
井口健一郎さんからは社会福祉法人や
介護職の役割を拡張すべきとの提案が。


介護保険サービスの枠の中でしか仕事が
出来ていない現状が今はあると井口さん。


Wheelogの活動をサポートしたことで
高齢者以外の車椅子ユーザーと介護職が


出会う機会になったり施設を会場として
提供することで地域に開くことに繋がり
さらに我が街の再発見も出来たそうですニコニコ


"移動は暮らしの一部"と井口さんは
言ってましたがまさにその通りであり


介護保険では未だに重視されてないのは
ケアが施設内で完結してしまっているから。


社会や人の幸せのために働くのが
ソーシャルワーカーの仕事と井口さん。


そんな井口さんが挙げたキーワードは
"地元に技術を"と"イノベーション"で


介護福祉士のみなさんは暮らしを支える
プロだと思いますので施設を飛び出して
地域の中でもっと活躍して欲しいです。


Wheelogの街歩き体験はシンプルですが
多くの人に気づきを与えてくれています。


経済的な豊かさは分かりやすいけれど
"地域共生による豊かさとは何か"という


質問に対して人の役に立つことを楽しいと
感じられることがポイントだと内藤さん。


そして地域共生社会には人のためになる
チャンスがあるということでそれぞれ
違った豊かさを感じて欲しいと織田さん。


"あなたの行けたが誰かの行きたいに"


バリアフリーという言葉も浸透していない
30年前に私も母と色々な所に出掛けましたが


優しい社会に近づいてるよと天国の母に
教えてあげたいなと心から思いましたクローバー


地域共生社会トークセミナーの模様は
以下から期間限定ですが視聴できますニコニコ