感謝に溢れた。。。

「介護のおしごと」をテーマにした

オンラインイベント無事終了しました

ご一緒させていただいたのは女優の

黒木瞳さんでお母様を遠距離で看病した

エピソードやご友人が選択した在宅での

家族の看取りに寄り添われた話など

貴重な語りを伺うことができました

くも膜下出血で倒れて意思疎通が

難しくなったお母様が入院している

福岡と東京を往復していた黒木さん。

近くにいた家族が看てくれていましたが

一緒にいられる時間を大切にしそばにいて

手を握ったり話しかけたりしていたそう。

第一線を走り続けている黒木さんは

女優だけでなく舞台の脚本を手掛けたり

映画監督としてメガフォンを取るなど

キャリアを広げていますがあす最新作

「十二単衣を着た悪魔」が公開されます

内館牧子さんの小説が原作のこの作品の

映画化は長年の黒木さんの夢だったそう

源氏物語の世界へタイムトリップした

フリーターの若者の成長物語ですが

光源氏の最も手強い政敵で気性の激しい

女性とされる皇妃弘徽殿女御の気高さや

野心を隠さない生き様があっぱれでした

始めから強いわけではなく愛する者を

守るために強くあらねばならなかった

三吉彩花さん演じる弘徽殿女御の内に

秘めた優しさに魅了されること間違いなし

泣き笑いのラストも必見なのでぜひ劇場で

そして「介護のおしごと」について　

リアルな声を聴かせてくれたお2人です

"その人らしく"生きるためにはと

想像力を働かせながら1人ひとりに

寄り添ったケアをすることで本人や

家族がより良い状態に変化するのを

見るのがやりがいに繋がっていたり

看取りまで立ち会い家族から皆さんの

おかげですと声をかけてもらえることが

喜びになるなど感謝や人を想う心が

溢れる現場の様子を語ってくれました。

体力的にも精神的にも辛いという介護の

仕事のイメージが変わったと黒木さん。

エンターテイメントと介護は一見すると

対極にある仕事のように思われますが

"ありがとう"と言ってもらえることや

想像力が必要なクリエイティブな部分は

共通していると聴いていて感じました

また精神的な逞しさや強さが求められる

介護のスペシャリストの胸の内にある

葛藤や弱さを黒木さんは見抜いていて

とても感銘を受けたと話してくれました。

「黒木瞳さんと学ぶ介護のおしごと」は

後日Webサイトで公開されるとのことで

詳細が分かりましたらまたお知らせします

12月16日は介護のアルバイト経験を持つ

お笑いコンビ「EXIT」のりんたろーさんを

ゲストに迎えて介護のおしごとを学びます

介護の仕事に携わる人が笑顔になるように

これからも応援していきたいと思います