足掛け20年。。。 | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

足掛け20年。。。

毎週日曜朝6時25分からオンエアの

ニッポン放送「ひだまりハウス音譜


あすのゲストはムード歌謡漫談という
唯一無二のジャンルを確立して活躍する
七色の声を持つタブレット純さんですニコニコ


大竹まことさんのラジオ番組で
ご一緒させていただいていた純さんひらめき電球


実は介護の仕事をしていたと聴いて
私もびっくりしましたがラジオなどで


話すのは初ビックリマークとのことで純さんらしい
貴重なエピソードをたくさん伺えましたクローバー


昭和歌謡、マヒナスターズ、介護と
どうしたら繋がるのかを紐解きますと


高校卒業後に勤めていた知り合いの
古本屋がつぶれ無職になった純さんは
歌声喫茶「ともしび」に就職します。


子供の頃から古い歌を聴くのが大好きで 
"泣かないで"などのヒット曲で知られる
マヒナスターズのメンバーになんと抜擢ビックリマーク


純さんはマヒナスターズ最後のメンバーで
70代のリーダーの和田弘さんとはまるで
おじいちゃんと孫みたいだったそうです。


ただ歌手になる前に何か資格を取れと親に
言われ純さんはヘルパー2級を取得します。


マヒナスターズに入っても仕事がなく
2000年から訪問介護の仕事をスタート。


古本屋は仕事があまり忙しくなくて
昭和歌謡の研究をしていたのでこの時
初めて社会に出ることになったと純さん叫び


歌の世界とは180度違う世界ですし
自分に出来るのか不安がありましたが


最初は力仕事が要求される訪問入浴で
やっぱり何ひとつ出来なかったそうあせる


今は偽アルフィーと言われる風貌ですが
当時は短めの黒髪だったという純さん。


体力はありませんが利用者の方とは
ペースが合うのと洋服を畳むのも下手で


自分の方が物忘れがひどくてお年寄りが
逆に純さんの世話を焼いてくれるように。


ちなみに訪問介護でも使う自転車は
10台ほど衣装もよく無くしてしまうそうしょぼん


夜間巡回ヘルパーやデイサービスなど
介護と歌手と両立させて足掛け20年。


"見て見ぬ振りは出来ない。。。"


毎日のように通っていた独り暮らしの
とてもお洒落でブルジョワな90代の女性。


重度の認知症で時には帰りなさいと
厳しくされてしまうこともあったり   


頭に雪が積もるほど長い時間1人で
外を歩いているのを見かけたことも。


若い頃に完全に戻っている時には
2人で宇宙的な会話を楽しんだりして
最期まで寄り添えたかなと純さん。


歌手のキャリアももちろん活かして
デイサービスのレクリエーションの
時間では昭和歌謡を披露することもカラオケ

 
自由に恋愛できなかった時代に生きた
女性達の心にトキメキを与えていた
日本語も美しい昔の歌は格好良くて


「緑の地平線」「人妻椿」など
利用者のみなさんから戦前の歌も
教えてもらいますます古い歌が好きに。


ヘルパーの事業所がコロナの影響を
受けてしまったために介護の仕事が


今は出来てないそうですが純さんの
頼りなさはお年寄りの親心をくすぐり
不思議な空気感は癒しになっていたはずひらめき電球


こんな介護職がいても良いと思いますし
人の人生に触れる経験を重ねた純さんの
歌声は甘く切なくそして優しく響きますクローバー


ニッポン放送「ひだまりハウス」
タブレット純さんのインタビュー
ぜひお聴きいただければと思いますニコニコ