時代に抗う。。。 | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

時代に抗う。。。

あさ6時30分から8時50分から生放送

ラジオ日本「スマートNEWS音譜


岩瀬さんが順調に回復していて私は
来週から木曜と金曜担当になりますニコニコ


引き続き聴いていただけたら嬉しいです音譜



先週も色々な記事を紹介しましたが
国は違えど時代に抗い行動している
2人の女性をピックアップしましたメモ


お一人は来月106歳の誕生日を迎える
日本初の女性報道写真家の笹本恒子さんひらめき電球


東条英機夫人やマッカーサー夫妻など
戦中戦後の日本の姿を撮影してきた


笹本さんは女性はスカートをはくのが
当たり前だった80年前!?に撮影現場に
ブラウスとズボンを着ていったそうで


その格好で街中を歩くとみんなが付いて
きちゃうような時代だと振り返りますショック!


戦後は食べることに必死で再び撮影を
始め無我夢中で仕事をしたと笹本さん。


"女のくせに"と幼い頃から言われていて
戦争が終わり嬉しかったのは男女同権に
なったことだったと記事で語っています。


"女は違う動物"だと戦前の男性は

思っていたと振り返っている笹本さん。



80年前の笹本さんの前にはどれだけの

困難が立ちはだかっていたのでしょうか。



100年以上、時代と共に歩んできた
思いを残したいと今本を書いているそう。


また最近は怠けているという写真も
撮りたい気持ちはあって女性や普通の
庶民の生活を撮りたいと気力充分ですアップ


女性の社会進出が進んだと言われる
現代でもまだまだ女性の生き辛さが


完全に解消されていませんが家庭を
守ることが当然とされていた時代に


男性社会である報道現場に身を置き
パンツスタイルを取り入れるなど
働く女性の道を切り拓いた笹本さん。


インタビュー記事からは笹本さんの
飄々としたユーモアやしなやかさ
そしてしたたかさが伝わってきますクローバー


道なき道を歩いてきた先輩がいるから
今があることを改めて感謝したいですひらめき電球


そしてもうひとりは香港の"民主の女神"
周庭さんで政府に身柄を拘束された時に 


彼女が思い出していたのが欅坂46の
代表曲「不協和音」だったことは


すでに伝えられていますが改めて
この曲の歌詞を見ると深く頷かされる
力強いメッセージが書かれています。


"最後の最後まで抵抗し続ける"

"僕はYesと言わない"と大きな力で



理不尽にねじ伏せようとする相手に

抵抗し声を上げ自由を求め続ける。



そして僕の叫びは妥協し同調して

沈黙する仲間にも向けられている。。。



"来年は生きているか分からない。

この人生でもう一度日本に行きたい"



終身刑になるかもしれない状況の中で

「不協和音」に自分を重ねた周さん。



そんな周さんに香港だけでなく日本の

若者や時代が共鳴しているのは必然。



"まさか自由はいけないことか"

自由を求める若者の自由が奪われる

そんな理不尽があっていいわけがない。



男女平等ではない時代に抗った笹本さん

自由を守るために大国に抗う周庭さん。



相当な覚悟がなければ2人のように

"抵抗"を形にすることは難しいですが



それでも2人の足元にも及ばなくとも

理不尽な出来事から目を逸らさずに



おかしいと思ったことをおかしいと

言葉に出来る人間でありたいですクローバー