幸せなら。。。

あさ6時30分から8時50分まで生放送の

ラジオ日本「スマートNEWS」木曜日

本当に寝苦しい酷暑が続いていますが

夏は嫌いじゃない私も少しバテ気味。。。

ですがこのコロナ禍で仕事があることは

とても有難いことだと心から感謝して

きょうピックアップしたのは東京新聞から

坂本九さんの名曲の秘話を伝える記事を

あの「幸せなら手をたたこう」の歌を

作詞したのは61年前にフィリピンを

訪れた大学生の木村利人さんでした。

終戦から14年経ったフィリピンでは

当時は根強い反日感情や戦争の爪痕が

残っていて木村さんも日本は加害者だと

初めて知り罪悪感を覚えたと語ります。

滞在している間にフィリピン人の

ボランティア仲間と地域には無かった

トイレを設置し運動場を整備したり

礼拝では一緒に聖書を読んだり

共に平和を語り合ったと木村さん。

現地を訪れた初めての日本人として

地元のラジオ局に出演し日本は2度と

戦争しないために新憲法を作ったと

紹介し警戒心を解いていったそうです。

"過去を許し戦争をしない世界を作ろう"

日本人を憎んでいたのは間違っていたと

言ってくれたフィリピンの仲間の言葉

翌日、フィリピンの子供達が歌う

民謡に聖書の一節からヒントを得て

人間として尊重し受け入れてくれ

態度で示してくれたことに感動して

木村さんが詞をつけたのがあの名曲

"幸せなら手をたたこう"だったのです。

歌声喫茶で歌を聴いた坂本九さんの

強い希望でレコード化された時は

作詞作曲不詳と記載されていましたが

後に作詞者は木村さんとされました。

"声を上げて態度で示さないと戦争の

足音が聞こえてくる。"おかしいな"

という不正義への感覚を研ぎ澄まし

命を大事にして欲しい"と木村さん。

幸せなら　手をたたこう

幸せなら　手をたたこう

幸せなら　態度でしめそうよ

ほら　みんなで手をたたこう

改めて「幸せなら手をたたこう」の

歌詞の意味を噛みしめたい。。。