人を看る | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

人を看る

あさ6時30分から8時50分まで生放送
ラジオ日本の「スマートNEWS音譜


きのうピックアップしたのは朝日新聞の
「ひと」で紹介されていた岡山市の
診療所"こらーる岡山"の山本昌知医師メモ


"病気でなく人を看る"をモットーに
精神科医として患者さんが地域で暮らす
一歩を踏み出せるよう寄り添ってきた方。



山本医師を追ったドキュメンタリー映画
「精神」を撮ったのは相田和弘監督です。


2008年に公開されてから10年あまり
認知症の奥様を支えるために医師を


引退することを決意しその後に再び
カメラを向けた「精神0」はコロナの
影響を受けてオンラインでの上映に。


"人薬"とよく口にしていた山本先生は
慈愛に溢れ利他的に生きているからこそ
患者さんから信頼されていたと相田監督。


記事を読みかつて取材した戦後の沖縄で
医師不足を補う"医介輔"として地域医療を
支えた宮里善昌先生を思い出しました。


医介輔は医師免許は持っていませんが
一代限り医療行為を認められた資格です。


命を預かるという重い責任を60年近く 
担ってきた宮里先生は資格は無くとも
地域には欠かせない立派な"医師"でした。


取材した時も離島から来た患者さんが
診療所が開く前から先生を待っていて


"先生に診てもらうだけで安心する"と
住民から厚い信頼を寄せられていました。


そんな父親の姿を見ていた子供のうち
5人が医療や介護の仕事を選択していて


医師になり大きな病院の院長になった
息子さんが"親父には勝てない"と
言っていたのを今でも覚えています。


技術が進歩している現代医療においても
治すだけの医療から支え見守る医療へと


求められるものが変わってきていますが
すでに道を築いてきた先人がいますクローバー


映画「精神0」は現在地方の各都市で
公開されていますので観に行きたいニコニコ


詳細はこちらのホームページから☞

https://seishin0.com/