民主主義の場 | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

民主主義の場

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きょう私がピックアップしたのは
今週末、公開される映画の話題から
"公共空間"を考える東京新聞の記事メモ


大寒波に見舞われ命の危機を感じた
ホームレスが図書館を占拠するという
映画「パブリック 図書館の奇跡」


"最後の民主主義の場"とアメリカの
図書館は呼ばれホームレスの人達の
居場所のひとつになっていたり


図書館員はソーシャルワーカーや
救急隊員の役割を時に担うことも。


映画の中の図書館員も守るべきは
ルールかホームレスの命か悩む。。。


というストーリーですが日本の
公共空間に目を移すと思い出すのは


去年の台風の時にホームレスの人が
避難所から受け入れ拒否されたり


都庁敷地内での炊き出しに東京都が
退去を要請したりと公共空間からの
排除が続いている現実があります。


またコロナ対策の特別給付金を
政府は路上生活者にも支給すると


言っていたにも関わらず結果として
住民登録が無いために給付金を


受け取れずにセーフティネットから
漏れるという事態が起きています。


簡易宿泊所やネットカフェなどの
一時的な場所を住民登録して良いと


総務省は自治体に通知していますが
引き受ける経営者がいないのが現実。


家賃支援の受付がスタートしましたが
申請はオンラインのみで支給条件の


ハードルもあり実際に受け取れるのは
9月になるのではと報道されてます。


家賃を払うことができない危機に
私達家族も直面したことがあります。


大家さんが良い人で家賃の支払いを
待ってもらえましたがもしあの時


厳しく取り立てられていたら本当に
身を寄せる場所はありませんでした。


そして未だ独身の私にとっては
今も経済的困窮は他人事ではなく叫び


"公共空間"は日本では官製という
ニュアンスで捉えられがちですが


パブリックスペースと考えれば
"みんなのモノ"であり1人1人の
自由を貫くために協力し合う空間。


また公園などで生まれる関係性は
意識を持って作り守っていく必要も。


公共空間はただ集まる場所ではなく
社会が抱える多様な問題を共有し


他人事とせず考える場所でもあり
まさに"民主主義の場"と言えますクローバー


困った時に助け合える公共空間が
みなさんは身近にありますか。。。


"明日は我が身"かもしれません。


映画「パブリック図書館の奇跡」は
ヒューマントラストシネマ有楽町
などで17日からロードショーです映画


綺麗な色の白粉花を見つけましたラブラブ
また木曜日の''スマートNEWS"でにひひ音譜