初オンライン! | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

初オンライン!

きのうは初オンライン講義でしたにひひ


社会福祉法人ゆうゆうさん主催の
北海道医療大学で福祉や看護を学ぶ
1年生を中心としたシンポジウムで


本当は現地に行くはずでしたが
新型コロナウイルスの影響により
オンラインでの開催になりましたパソコン


ほとんどの講演が中止になる中
オンラインでの形でもありがたく


学生だけでなく一般の人も参加し
400人近い人が聴いてくれましたひらめき電球


"認知症になることは不幸か"という
テーマでしたがまず答えは全力で
「NO」と言わせていただきました。


母は認知症ではありませんでしたが
くも膜下出血による言語障害に
右半身麻痺などの重度の後遺症は


治すことは出来ず健康な時と比べ
出来ないことばかりになりました。


でもその状況は決して不幸ではなく
環境や社会の中にバリアがあるため
"不便"を感じる場面が多いだけ。。。


また"何も出来ない"という周囲の
思い込みや決め付けもバリアとなり
実は本人から可能性を奪うことに。


18歳からの介護を乗り切れたのは
出来ない事ではなく出来る事を
数える発想の転換をしたからです。


新型コロナにより世界中の人々の
日常がストップしてしまいました。


当たり前のことが当たり前でない
誰もが当事者のwithコロナ時代。


"人生や暮らしが180度変わる"


そんな経験を全ての人がしている
今だからこそ出来ないを出来るに
変える柔軟な考え方が必要です。


「幸せとは」「生き辛さとは」
学生の皆さんへの私からの質問メモ


これまで生き辛さを解消する為に
自ら行動を起こしてきたがん患者


難病患者、パラリンピックの選手
認知症の方などを取材してきました。


どうせ変わらないと思い込まずに
当事者がアクションを起こせば
必ず社会や人の意識は変わります。


"もし自分だったら"と想像して
病気や障害を得た人が不幸だと
決め付けられる社会で良いのかはてなマーク


その答えは「NO」のはず。。。


今回学ぶ子供達への影響も深刻で
大学生はまだ学校に通えずにいて


親の収入が減ったりアルバイトが
出来ずに退学を考えざるを得ない
学生がいる厳しい現状があります。


もう社会は元に戻らないと指摘する
専門家がいますが新型コロナ以前の


世界には格差もあり様々な理由から
生き辛さを抱えた人がいました。


もっと優しい社会にするために
必要なのは"共感力"と"想像力"です。


元に戻る必要はなくコロナと共に
生きる社会はどんな社会が良いのか


みんなで一緒に考えていきたいと
メッセージさせていただきましたクローバー


一緒に今回パネラーを務めた
社会福祉法人愛川舜寿会の2代目


馬場拓也さんは特養を囲む壁を壊し
地域との距離を考えコミニティを
再構築するプロジェクトを展開中ひらめき電球


福祉の仕事は"コーディネーター"


馬場さんは介護職だけで支えようと
思わず認知症の人も家族も地域の


人達を巻き込みながら町全体で
優しい社会作りに取り組んでますにひひ


支援する人を支える人も必要であり
伝えることで役に立ちたいという
想いを強くしたシンポジウムでした。


残念ながらプライバシー保護のため
学生さんの顔を見られなかったので


次回はみんなの目を見ながら一緒に
日本の未来を考えたいと思います音譜