未知なる海 | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

未知なる海

今週も早起き生活が始まりましたにひひ


体力温存のための昼寝の習慣は
自粛が解除されても変わらず。。。


本当に長年番組を続けてこられた
岩瀬恵子さんに頭が下がりますあせるあせる


今月中には復帰される予定ですが
それまで毎日心を込めて頑張りますアップ


さて週末はアメリカニューヨークの
訪問看護サービスホスピス緩和ケアで


スピリチュアルカウンセラーとして
活動している岡田圭さんのお話を
オンラインで伺うことが出来ました本


まるで今まで行ったことのない
海に航海に出た感覚と岡田さんは


世界中の人がこれまで当たり前に
出来たことが出来なくなっている
現状をこんな風に表現しました。


未知のウイルス新型コロナにより
訪問から電話相談に切り替えたり


同僚のソーシャルワーカーさんや
ヘルパーさんも亡くなっていて
患者を支援する側の不安も大きく


また感染予防の為に家族が患者に
面会が出来ない日本と変わらない
制限された環境にあるアメリカ。


死者数が比較にならないほど多い
ニューヨークでは葬式は1ヶ月待ちで
お別れさえきちんと出来ない現実も。


世界的に大きな変化が起きていて
これまで社会を成り立たせていた
様々な機能が不全になっている今


どうしたら出来るようになるかを
それぞれのプレーヤーが考えること


また実は無くても良かったものも
あるのではと国家レベルで再確認を
迫られていると岡田さんは指摘。


在宅ホスピスの目的は治療でなく
スピリチュアルな痛みの緩和など
患者さんを全人的に支援すること。


"これが最期かもしれない。。。"


訪問は出来ないけれど全感覚を
集中して声音を感じとる音楽的な


チューニングをして自分を調律し
相手が話し易いようにしているそう。


心と心で向き合う対話が必要なのは
新型コロナに関係なく大切なこと。


在宅医療カレッジではこれまでも
治療できない病にどう向き合うかを
みんなで考えて学んできましたが


医療に限界があることはすでに
分かっていたことであり職種を超え


ワンチームで最善を尽くすことで
その人らしい暮らしを支える支援を


積み重ねてきた日本のケアの力が
今回発揮されたと確信しています。


本来は最も弱い立場の人を最優先で

救済するのが社会の常識であるはず。



ですがスタッフや人工呼吸器などの

不足という物理的な原因のために



命の選別をせざるを得ないという

悲痛な声が命を守るために最前線に

立つ医療従事者から上がりました。



未知のウイルスと人類との闘いは

医療や経済システムだけではなく



"弱者を見捨てても仕方がない"との

メンタル崩壊を招いていましたが

これもコロナ前から分かっていた事。



大規模な自然災害が起きた時にも

1人では避難できない障害者などが



逃げ遅れている悲しい現実があり

ただ見て見ぬ振りをしているだけ。



東日本大震災が起きた時に日本人は

変わらなければと思ったはずなのに



そして世界にとって未曾有のテロ

911を経験したアメリカもまた同じ。



起きていることの意味を"当事者"の

1人として考えて育てていけるか。



当事者でない人がいないコロナと

共にある今はみんなが哲学者になる

チャンスと語りかける岡田さん。



限りある命を生きていることも

コロナ前から定められた人の運命。



そして人との関わりなくしては

人は生きてはいけないことも。。。



コロナが過ぎた後の世界や社会を

新たに創造するのは私達1人1人の

変わりたいという想いと行動です。



スペイン風邪から100年あまり。。。



100年後に生きる次世代に胸を張って

語り継げる行動が出来るかどうか。



日曜朝に参加し岡田さんの言霊に

耳を傾けた450人を超える皆さんは

すでに行動を起こしている人達クローバー




物理的に離れていても人の心は

繋がれることを実感していますが



大切な人にはやっぱり"逢いたい"と

想う気持ちを抱きしめた朝でしたニコニコ