心眼を鍛える | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

心眼を鍛える

朝6時30分から8時50分まで生放送

ラジオ日本「スマートNEWS音譜


きょうはピックアップした2つの
記事から"ゼロリスク"を考えましたメモ


「科学的な根拠はあるのか」と
休校措置や緊急事態宣言拡大などの
対策に疑問を投げかけるのは日経。


感染症や公衆衛生の専門家による
専門家会議が設置されたのは2月。


会議の役割は当初は医学的な助言に
限られていましたがいつのまにか


あらゆる対策の根拠を示す政府の
お墨付き的な存在になったと記事。


原発の再稼働に関しても政府が
規制委員会で安全性が確認されれば


地元了解の上で原発を順次再開すると
説明し政治判断ではなくあくまでも


最終決定は事業者だと責任回避を
回避した姿に重なって仕方がない。


多様な専門家の意見に耳を傾けながら
最新データなど科学的根拠に基づき
判断し決断するのが政治の役割です。


今回も専門家会議の尾身茂さんが
経済の専門家を入れてくれと総理に


提言したと宣言を延長したことを  
受けた会見で明らかにしびっくりビックリマーク


新型コロナの専門家会議は非公開で
議事録も概要だけで2ヶ月以上後に。


その決定のプロセスの不透明さは
疑心暗鬼を生むと記事でも指摘。


どんなに医療が進歩しても100%
確実な治療や診断などはないことを


"医学の不確実性"と表現しますが
当然新型コロナにも当てはまります。


不確実性が伴うからこそデータが
重要になってくるのだと思います。


欧米に比べて薬の承認が何十年も
遅れているドラッグラグの問題を
取材したのは2000年の始めでしたが


世界で当たり前に行われている
治療が日本で出来ていないことを


医師はおかしいと思っていないのか
当時、私は非常に疑問に感じました。


"薬を申請するのは製薬会社であり
承認するのは国だから仕方がない"
こんな風に先生達は言っていました。


またがん患者の情報を全国統一で
収集するがん登録制度が2016年に


スタートしましたがそれまでは
地域ごとにバラバラできちんとした
データは日本には無かったのです。


治療の基礎となる"科学的な根拠"
データを持ってないという事態を
なぜ放置したままにしていたのか。


"途上国並みの検査体制"と言われる

日本のPCR検査に関しても同じです。



問題は検査数の多い少ないではなく

自治体の発表も統一されておらず



専門家も認めているように正確な

全体像が把握できていないこと。。。



感染したらどうしようという不安から

"なっても大丈夫"と思える体制整備は

withコロナ時代に必須だと思います。



東京新聞には在宅医療カレッジでも
講師を務めてくれた感染症専門医で


沖縄で地域医療に取り組んでいる
高山義浩先生のインタビュー記事が。


"完全にゼロにすることは困難でも
できるだけ感染を減らしておくこと"


国内感染者数は検査を受けていない
軽症者や無症状の人もいて実際には


10倍ぐらいいると想定して対策に
取り組んでいく必要があると先生。


その上で課題は適切な情報管理と
リスクをゼロにはできない中で
必要なのはリスクを選択する覚悟。


リスくを正しく知らなければ私達は
納得して選択することは出来ません。


"情報は命を左右する。。。"


PCR検査の目安を誤解させていた
厚労大臣に肝に銘じてもらいたい。


ゼロリスクはないということを
1人1人が自覚して情報を見極める
曇りのない心眼を鍛えたいですクローバー


きょうはいきなり暑くなりましたショック!
体調管理、気をつけないとですあせるあせる


あすも4時起き頑張ります〜アップアップ