介護崩壊

あさ6時30分から8時50分までOA

ラジオ日本「スマートNEWS」

今週から新聞一面と社説以外から

ひとつピックアップして解説する

コーナーを作ってもらえました

今日は"介護崩壊を防げ"がテーマ

千葉県などで高齢者介護施設内で

集団感染が発生し死者が出ていますが

病院での院内感染も施設内感染も

危険性はずっと指摘されていました。

にも関わらず人材も感染防止のための

防護用品が今も全く足りていません。

東京新聞で取り上げられていたのは

私が去年から朗読ボランティアで

通っている"サポートハウス年輪"で

訪問介護をしているヘルパーさんは

消毒や換気だけでなく身体介助や

掃除、調理などの作業が終わる度に

手袋を交換するという感染予防の

対策をしながら必死に日々ケアを

担っている様子が伝わってきます。

もし利用者が感染し自宅待機の場合

訪問介護のケアはどうするのか。。。

また事業所の職員に感染者が出て

ケアの提供が出来なくなったら。。。

"地域の訪問介護が崩壊しかねない"

だからこそ事業所を超えて地域で

カバーする体制を介護崩壊する前に

今すぐにでも構築するべきです。

日本ケアラー連盟の調査によりと

介護する家族が感染した場合に

対策を考えている人はわずか9%。

もし家族が不在になってしまったら

受け入れてくれる施設も病院も無い

可能性が高く居場所をどうするかも

家族も考えておく必要があります。

命を守る最後の砦が医療ですが

暮らしを守る最後の砦が介護です。

ラジオ日本「スマートNEWS」では

医療介護ともに崩壊させないために

これからも情報を伝えていきます