格差に衝撃。。。
毎週土曜あさ5時35分からOAの
文化放送「みんなにエール」
1964年の東京パラリンピックで
日本赤十字語学奉仕団が募集した
通訳ボランティアを大学生の時に
務めた郷農彬子さんがあすのゲスト
1964年の東京パラリンピックでは
各国の参加選手達が集まってくる
インターナショナルクラブに配属。
海外から日本に来たみなさんを
おもてなしするためにジャズなど
大学のクラブに演奏してもらったり
通訳だけでなくコーディネートも。
当時の東京オリンピックの予算は
約300億円でしたがパラリンピックは
わずか3000万円ほどで集められた
通訳ボランティアの学生は競技中も
砲丸投げで車椅子が動かないように
サポートしたりもしたそうです
インターナショナルクラブは本来は
日本の選手と海外の選手の交流の
場所でしたが日本人は誰も参加せず。
というのも日本人選手は病院や
入院している施設から参加したため
中には靴を履いてない選手も。。。
車椅子の人が外出するということを
想定していない時代だったのです。
一方、皇太子ご夫妻が来ると知った
イスラエルの選手からは美容室に
行って綺麗にしたいと頼まれ必死で
美容室を探した学生もいたそうです。
外国人は車椅子でもお洒落もするし
恋愛も仕事も当たり前だったのです。
語学奉仕団として関わった学生は
その格差に大きな衝撃を受けます
1964年の東京パラリンピックは
その後の学生の人生に少なからず
影響をもたらしたと郷農彬子さん
文化放送「みんなにエール」
お聴きいただけたらと思います