人生に寄り添う | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

人生に寄り添う


きょうは湘南鎌倉総合病院にて
お話をさせていただきましたが


在宅医療カレッジがきっかけで
知り合いになった救急救命士さんが
偶然にも勤めている病院でしたが


更になんと!?父が埼玉の病院に
入院してた時にお世話になった
看護師さんも居てびっくりでしたにひひ


嬉しいことに父を覚えていてくれて
"母に会いたいと言っていた"など
泣かせる話を聴かせてくれましたクローバー


365日24時間受け入れを掲げる
湘南鎌倉総合病院は急性期の病院ひらめき電球


治らない病気の人が増える中で
これからの急性期病院の在り方を
考えたいと声をかけてくれました。


母がくも膜下出血で倒れ私は
患者家族として急性期の医療の
大切さは身に染みて知っています。


ただ例え急性期の病院であっても
入院する患者は"生活者"であり
退院後の暮らしを意識することや


医療と介護の切れ目のない支援を
実現するためには病院と在宅との
日頃の連携が重要であることなど


当たり前のことではありますが 
"病気だけを診るのではなく人を見る"
全人的な医療をお願いしました。


医師だけでなく看護師、薬剤師
理学療法士、ソーシャルワーカーなど
様々な職種の方が参加してくれて


まず理学療法士さんからは病気や 
障害を受け入れられない家族への
声かけのタイミングについて質問メモ


突然のことを受け入れるには時間が
必要ですので根気よく心の扉を
ノックして欲しいとお願いしました。


"いつでも困ったら相談して下さい"


母が倒れた時はまだ高校生でしたが
医療費の支払い窓口に座っていた


制服姿の私に声をかけてくれたのが
ソーシャルワーカーさんで今でも
その方の事は忘れず覚えています。


必ず前を向かなければならない
タイミングが来る家族にあの人に
相談しようと思ってもらえるか。。。


また入院と退院支援をしていたり
在宅移行を支援する看護師さんも


患者さんや家族の不安や暮らしに
寄り添いたいと言ってくれました。


そして治療などの選択肢が増える中
決断がなかなか出来ない人も多く


揺らぎ迷う患者さんへの対応に
悩んでいるソーシャルワーカーや


"何もしない"ことに不安になり
不必要な薬や点滴などを求める


患者や家族への説明はどうしたら
良いのかなどの悩みも伺えました。


急性期では医師がゆっくり話す
時間がないのは理解できますので
だからこそ多職種連携が大事です。


闘病している父が看護師さんに
私には言えないことを話していたのを


きょうまさに教えてもらったように
医師以外の方が本音を吐けるもの。


在宅医療に携わるドクターには
実は急性期病院を経験した人が多く


その理由は自分が診た患者さんの
"その後"を知りたかったというもの。


"人生"に寄り添いたいから。。。


これから医療は病院の中で完結せず
チーム地域の力が試される時代の中


急性期の病院に求められるのも
柔軟な発想や意識改革だと思いますひらめき電球


きょうの出逢いと再会に感謝ですニコニコ