誰もが主役
上演された記念すべき柿落とし公演
"百花繚乱 日本舞踊 令和の饗宴"
日本舞踊の第一線で活躍している
舞踊家が流派を超えて一堂に会し
人間国宝の京舞井上流五世家元の
井上八千代さんは地唄「邯鄲」を。
吾妻流三世宗家の吾妻徳穂さんは
艶やかな傾城姿で「北洲」を披露。
日本舞踊を伝統芸能として確立し
次世代に繋げたいとの想いを持つ
男性舞踊家5人により結成された
「五耀会」のみなさんは柿落としに
相応しい「七福人船出勝鬨」を
池袋にちなんだ内容を盛り込んで
東京建物ブリリアホールが建つ
エリアは"Hareza池袋"と呼ばれる
8つの劇場と4つの公園が整備された
新しいアート&カルチャーの拠点で
来年7月にグランドオープンします
豊島区の高野之夫区長からずっと
池袋を訪れる誰もが主役になれる
劇場都市にしたいという構想を
伺っていましたがその大きな夢の
第一歩がきょうの柿落としでした。
そんな大事な公演の司会を色々な
ご縁が繋がって務めることができ
光栄でしたし幸せな時間でした
実は池袋を劇場の街にという夢は
高野区長の奥様の夢でもありました。
奥様は保育園の先生だったそうで
五耀会の花柳基さんは教え子の1人。
基さんは高野区長の奥様の墓前に
柿落とし公演の報告をしてきたそう。
劇場や文化を育てていくには
応援してくれる人の協力が必要です。
歌舞伎や宝塚も上演されますので
私も頻繁に通うことになりそうです
"グローバルリング"という野外劇場に
生まれ変わるそうでまもなく完成
誕生したばかりの劇場都市池袋に
足を運んでいただけたらと思います
