語りが語りを。。。 | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

語りが語りを。。。

毎週日曜あさ6時25分からOAの
ニッポン放送「ひだまりハウス」


心の病などを抱えた当事者が
体験を語ることができるサイト


"メンヘラドットJP"の編集長の
小山晃弘さんにお話を伺いましたひらめき電球



小山さんご自身が15歳中学の時に
うつ病と診断されその後も適応障害


PTSD、愛着障害、統合失調症など
10個ぐらい診断名が変わったそう。


16年経った今も心と向き合っている
小山さんですが17歳の時に入院した 
経験が大きな転機になりました。


入院したのは15年前で小山さんも
精神科病院に対してマイナスの
イメージや偏見を持っていましたが


ですが病院に入院していたのは
"普通の人間だった"と小山さん。


それまで自分の心の苦しみにしか
フォーカスできていませんでしたが


入院したことで苦しんでいるのは
自分だけではないと思えたそう。


"他者がいる"ことに気が付いた
小山さんの心も広がりました。


メンヘラドットJPは当事者が
語れる場ですが語り"ナラティブ"は
病気の治療にも繋がると樋口先生。


人生は1人1人違うのだから
多種多様な対処の仕方がある。。。


メンヘラドットJPを立ち上げる前
死にたいと言っている小山さんに


知り合いがやってみたらと勧めて
くれたのがきっかけで葬儀関連の
サイトの運営に関わることに。


人間は有限な存在であると感じ
看取りについてや終末期をより良く
生きることを考える機会になります。


現在も死にたいという気持ちが
泡のように湧いてくると小山さん。


メンヘラドットJPを開設したのは
死にたいや生きているのが辛いと


書き込むと死んじゃいけないと
励まされるのが苦痛だったので


"そうだよね"と下から受け止める
サイトがあっても良いと思ったから。


誰かが聴いていることを想定して
書き込むのがインターネットの特徴。


1対1の対面ではなかなか難しい
語り辛いことを語れる場所であり
語りが語りを呼び起こす力がある🍀


メンヘラという言葉は若い人を
中心にファッションにも使われ
一般的になってきていますが


小山さんのサイトを訪れる人は
若い人だけでなく社会人も多く
男女の比もほぼ半々だそうです。


いのちの電話も深夜から明け方に
相談が多いと以前取材で聞きましたが


メンヘラドットJPへのアクセスも
同じ時間帯に増えていくとのこと。


暗い話が多く全く前向きではない
メンヘラドットJPを読んだことで


自殺しようとしていた人が何故か
今死ななくてもいいかと思えたと
お礼を言われたことがあったそう。


"今じゃなくてもいい。。。"


人の心は常に揺れ動いています。


無責任な励ましではなく苦しみに
共感して伴走することで少しでも


心に変化をもたらせたら救える
命が必ずあると強く感じましたクローバー



ニッポン放送「ひだまりハウス」
"メンヘラドットJP"の編集長


小山晃弘さんのインタビューは
11月17日にオンエアしますので
お聴きいただければと思います音譜