寝たきりの先へ。。。
ずっと行きたいと思っていた
"分身ロボットカフェDAWN"
「寝たきりの、先へ行く。」
人類の孤独の解消を目指している
オリィ研究所の吉藤オリィさんが
開発をしているのがベッドの上で
寝たきりでも会いたい人に会えて
行きたい所に行くことを可能にする
分身ロボット「OriHime」です
愛らしいフォルムをしています
OriHimeはインターネットを通して
遠隔で操作が出来るのでたとえ身体が
不自由であっても移動の制約を克服し
まるでその場にいるような双方向の
コミュニケーションが可能です
OriHimeを操るパイロットとして
テーブルの接客をしてくれたのは
事故により脊髄を損傷し車椅子の
生活をしているゆっちゃんさん
自分は運が良くてこれまで色々な
仕事をすることが出来たそうですが
障害があると就職がやはり厳しいと
ゆっちゃんさんは言ってました
今回はTVでOriHimeのカフェを知り
ぜひ参加したいと応募したそうです
ライントレースが出来るのでカフェや
受付での接客やビルの中の案内
さらに作業現場を見回りをして
指示を出す仕事も可能にします
ただたまに失敗もあるとのことで
ホットコーヒーを置く時は少しだけ
緊張して見守りましたが見事成功
テクノロジーによって"できない"を
"できる"に変換し人間の生き方の
可能性を広げていくとオリィさん
オリィさんと一緒に寝たきりでも
諦めずに世界を楽しくできると
OriHimeカフェの構想を考えていた
初代パイロット番田雄太さんの
お父様にもお会いできました
残念ながら雄太さんは2017年に
28歳で亡くなりカフェの実現に
立ち会うことが出来ませんでしたが
"心が自由であれば何でもできる"
その想いを受け継いだパイロットが
誕生し働く夢を叶えていました
たとえ寝たきりの状態であっても
社会と人と繋がれるOriHimeカフェ
母が病気で倒れ車椅子生活になった
30年前は想像も出来なかった未来が
今私達の目の前に広がっています
カフェでご一緒したみなさんと
さらに素敵なご縁が広がりました