ノスタルジー | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

ノスタルジー

ウォーキング・スタッフ
プロデュース「三億円事件」を

下北沢のシアター711で観劇ニコニコ


舞台は昭和史に残る未解決事件の
「三億円事件」の特別捜査本部。


時効まで残された時間は3か月。


犯人を絶対に挙げてみせるという
長年捜査に携わる所轄刑事の執念や


警察が負けるわけにいかないという
プライドに組織や権力の闇が交錯。


会議室を挟んで設けられた客席は
役者さんに触れられるほどの近さで
まるで捜査会議に参加してるよう。


所轄を小馬鹿にしたような態度の
警視庁から来たキャリア刑事との
やり取りは胃がキリキリするほど。


三億円強奪事件発生は1968年。


捜査本部に飛び交う刑事の怒声や
緊張感がみなぎる白熱した会話は


あまりにもリアルで成仏できない
50年前の刑事の怨念が鮮やかに蘇り


ノンフィクションかと錯覚するのは
者が揃ってるからで所轄の刑事の


トップを演じる中西良太さんはじめ
おかやまはじめさん福本伸一さん


花組芝居座長の加納和幸さんなど
9日間ではもったいない座組みですアップ


捜査本部の中の黒電話や吸い殻が
溜まった灰皿などの備品も昭和では


当たり前だったなと懐かしさと
胸がチクリとするノスタルジーが。


息詰まる緊迫の舞台「三億円事件」は
下北沢シアター711にて20日までにひひ