優しさ溢れる。。。

認知症と共に生きるをテーマに

情報を発信している朝日新聞の

ウェブサイト「なかまぁる」と

ショートフィルムの可能性を追求する

ShortShortsがコラボレーションした

第1回なかまぁるShort Film Contest

認知症への偏見や固定観念を覆す

作品を集めた日本初のコンテスト

1回目にも関わらずどれも力作で

甲乙つけがたい作品がラインナップ

ゲストは認知症当事者で全国で

講演活動をしている丹野智文さんと

映画と言えばこの方LiLiCoさん

「介護✖︎ラップ」という意外な

組み合わせで介護の本質を突いた

"介護しようMV feat.おばあちゃん"

"介護しようYOYOYO"のフレーズは

1度聴いたら耳から離れません

ラップは"介護っぽくない"と

多くの人が思うかもしれませんが

逆に介護っぽいとは何でしょう💦

介護していたなんて見えないと私も

よく言われますが介護っぽくないは

私にとっては実は褒め言葉です

川端真央監督はこれが初作品で

丹野智文特別賞に輝きました

そして「認知症✖︎若者」で

"その人らしさ"を知る大切さを

さりげなく教えてくれた"英爺"

色々なことを忘れても人生の中で

大事にしているものは変わらず

心から消えることもありません。

かつて英語の先生でまりさんを想う

"英爺"を演じた方は現在85歳だそう

スクリーンデビューを果たした

作品は見事優秀賞に選ばれました

そして最優秀賞はLiLiCoさん大絶賛

「The Right combination」です

忍び込んだ泥棒を息子と間違えた

認知症の男性と泥棒との絶妙な

掛け合いに無駄なセリフはなく

切なさとユーモアが上手く交錯し

泣き笑いさせられる上質な作品

男性の不器用さも表現していて

文句なしの最優秀賞作品でした

またミュージックビデオ特別賞は

海蔵亮太さんの「愛のカタチ」で

撮影した加藤マニ監督と主演を

務めたどんぐりさんもゲストで登場。

若い頃に戻れたり逢いたい人に

逢えるなら忘れることも悪くない。

たとえ名前を忘れても一緒にいて

楽しかった嬉しかったそして

愛しいと心が感じることが大事。。。

目で見ることが出来ない"心"

認知症の方が見ている風景や

人を想う心を自在に可視化できる

映画の可能性に触れ感動しました。

母が病を得たことで私は人生を

一人称ではなく二人称で生きる

幸せにも気づくことが出来ました

誰かのために行動することで

相手にも自分にも優しくなれる。。。

優しさが溢れたショートフィルムは

認知症になっても大丈夫と思える

社会を作るための一助になるはず

来年も意欲作お待ちしています

作品はなかまぁるのサイトにて

順次公開されていきますので

ぜひチェックしてみてください

「なかまぁる」サイトは☞

https://nakamaaru.asahi.com/

受賞作品など詳細はこちら☞

https://www.shortshorts.org/content/project/10110/