空とぶ車いす
毎週土曜あさ5時35分からOAの
障害者スポーツを応援する番組文化放送「みんなにエール
」
」今週来週のゲストはパラ射撃で
東京パラを目指す佐々木大輔さん
ライフルとピストルの2種類あり
銃も空気銃と火薬銃があります。
的までの距離は10、25、50mで
佐々木さんのような車椅子の人は
テーブルに肘をついて撃ちます。
佐々木さんの種目"R3"は空気銃で
10m先の的を狙い50分以内に60発を
撃ち抜いて合計点数を競い合うもの
標的中央の大きさはわずか0.5ミリ
アルミ製で4.5ミリの弾も本当に
小さくてうっかり落としたら
探すのが大変ですと佐々木さん
肩の故障によりパラ水泳を断念し
出逢ったパラ射撃を始めて4年目。
"動"のスポーツである水泳と
"静"のスポーツと言える射撃は
全く違う競技ですが自分には
合っていたと言っていました
集中力と技術が求められる射撃。
悪い点数を出しても何故と考えずに
過去は振り返らず瞬間に集中する事
そんなパラ射撃の魅力を伺うと
まず銃が美しいと言っていました。
私も写真で見ましたがドイツ製で
デザインもとても洗練されてます
また弾を撃った時の撃発音の迫力も
ぜひ味わって欲しいと佐々木さん。
銃を構えている佐々木さんも
とてもカッコ良いですが意外と
おっちょこちょいな一面が。。。
去年初参加したアジアパラでは
空港に向かうタクシーの屋根の上に
車椅子のマットなどを載せたまま
走り出してしまい気づいた時には
これはたまにやってしまうんです
私も母を助手席に乗せ車椅子を
トランクに閉まっているあいだに
ついうっかり自分の荷物のことを
忘れてしまうことがしばしば
そんな佐々木さんは男手ひとつで
2人の息子さんを育て上げました。
息子は車椅子になった父親に始めは
言いたいことが言えなかったはずで
迷惑もかけたし寂しい辛い想いを
息子にさせたと振り返りましたが
1人は成人し下の子は志望校を
目指して浪人を決めたとのこと
2020年の東京を目指すお父さんと
今はお互いに切磋琢磨しているそう
学校の先生になる夢を叶えた
矢先に交通事故で車椅子になり
失意のどん底にいた佐々木さんを
救ってくれたのは学校の子供達
佐々木さんが絵本を作ろうと思った
きっかけもやっぱり子供でした
もう一冊「空とぶ車いす」という
タイトルの本があるそうですが
階段を昇れない佐々木さんを
みんなが持ち上げてくれている
様子を見た子供が"空とぶ車いすだ"
と呟いたのを聴いてひらめいたそう
写真の絵本をプレゼントしますので
ぜひ番組までメールでご応募下さい
自分の心と向き合うパラ射撃。
初収録でガチガチに緊張していた
佐々木さんはパラ射撃は段取りが
重要なスポーツなので予想外の事に
動揺してと言い訳してました
そんな佐々木さんの人間らしい
一面もとても好感が持てました
毎週土曜あさ5時35分からOAの
文化放送「みんなにエール」
」佐々木大輔さんのインタビュー
お聴きいただければと思います