あなたらしく。。。

映画監督の豪田トモさんが

"うまれる"シリーズ第3弾となる

小説「オネエ産婦人科」を出版

命と家族と絆をテーマに作品を

作り続けているトモさんの本なので

優しさに心を揺り動かされるのは

絶対に間違いないとハンカチを

準備して読み始めましたが。。。

やっぱり号泣させられました💦

タイトルからも分かるように

LGBTの人達も登場するというか

舞台となる産婦人科に勤めるのは

人情味溢れる「オネエ」の助産師や

筋肉マニアでノリの良いゲイの院長に

男性だったとは思えない美人心理士

様々なジェンダーかつ強烈で

愛すべき個性を持った人ばかり。

ある出来事がきっかけでここで

働くことになった若手医師だけが

ストレートでマイノリティー。。。

そして彼は胎児の声が聴こえる

という特殊な力を持っていました。

"誰にも打ち明けられなかった"

そんな悩みを抱え乗り越えた人は

他人の苦しみや悲しみを想像し

優しく寄り添うことが出来る。。。

産後うつや母への愛着障害など

この産婦人科を訪れる母親達も

それぞれ悩みを抱えていながら

オネエ産婦人科のスタッフに

励まされて完璧じゃないけれど

母親としての一歩を踏み出します。

"赤ちゃんはあなたに会いにきた"

大好きだった母に逢うために

私も生まれてきたんですよね。。。

豪田トモさんの「オネエ産婦人科」

ぜひ読んでいただきたい一冊です