人生会議 | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

人生会議


きのうは東京消防庁が主催する
高齢者救急の取り組みに関する会議メモ


年々増加している救急搬送ですが
その4割近くが75歳以上の高齢者。

 
在宅で療養していて延命治療を
本人は望んでいないにも関わらず


容態の急変に慌てた家族などが
救急車を要請するケースも多く


駆け付けた救急隊による本人の
意思の確認がなかなか出来ずに
対応に苦慮することが課題に。。。


この問題は救急隊だけで解決できず
かかりつけ医などの在宅医療や
地元医師会などとの連携が必要です。


日頃から連携が取れている地域では
消防の救急車ではなくかかりつけの 
病院の病院救急車で対応する所も。


”アドバンス・ケア・プランニング”
と呼ばれる事前に本人や家族が


医療やケアチームと看取りを含めた
終末期のあり方を話し合っておく
取り組みが現在進められています。


もし延命治療を希望しておらず
自宅や施設などで療養している方の


容態が急変した場合に連絡すべきは
まずかかりつけ医なのだと思います。


救急の使命は言うまでもなく”救命”


現場で心肺蘇生などの救命措置を
行わないわけにはいきません。


アドバンス・ケア・プランニングは
ACPと略しますが厚生労働省は


普及させるために愛称を公募し
 ”人生会議”に決まったそうですひらめき電球


”もし自分や自分の家族だったら”と
考えるきっかけにしてみてはニコニコ