世界乾癬デー | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

世界乾癬デー

きのうは”世界乾癬デー”の
イベントのお手伝いでしたひらめき電球


去年道端アンジェリカさんが
病気を公表して注目された”乾癬”


東京逓信病院副院長兼皮膚科部長で
専門医の江藤隆史先生によりますと


国内の乾癬患者数は約43万人で
女性より男性が多いそうです。


病名や症状などから感染すると
誤解されてしまっていますが
乾癬はうつる病気ではありません。


原因はまだ分かっていませんが
リンパ球が影響しているそうで


皮膚の新陳代謝が活発になり
普通は45日で新しくなる表皮が


4から5日で入れ替わるために
細胞が剥がれ落ちるとのこと。


このメカニズムが解明されれば
乾癬の原因が究明される日が
必ず来ると江藤先生は指摘しますひらめき電球


またここ10年ぐらいの間に乾癬の
治療法は格段に進歩を続けていて
患者さんの選択肢も増えています。


パネルディスカッションでは
20年以上乾癬と向き合ってきた
女性が体験を語ってくれました。


乾癬と診断された時に医師から
”この病気は一生治らない”と言われ
大きなショックを受けたこの女性


”どうせ治らない”と諦めてしまい
治療を中断したこともあったそう。


家族にも相談できずに1人で悩み
子供のセレモニーでは病気を隠すため
パンツスーツしか着られなかったり


また温泉ではうつるとの誤解から
入浴を断られるという辛い経験も。


日常生活の中で乾癬患者の皆さんは
精神的に追い詰められているのです。


正しく理解する必要もありますし
信頼できる医師と二人三脚で


根気よく治療を続けて欲しいと
患者さんは呼びかけていました。


イベントではアンジェリカさんによる
コーディネートで乾癬患者さんの
ファッションショーが行われました星


”上手に隠して出すところは出す”


デザイン、素材、色遣いを工夫した 
衣装を身に纏った患者さんの表情も
明るくてウォーキングもバッチリアップ


始めは自分のために悩んでいた
アンジェリカさんですが今は


同じ悩みを抱えている患者さんに
勇気や希望を与えたいと話しますクローバー


全国22ヶ所に患者会がありますので
日本乾癬患者連合会のホームページを
ご覧いただければと思いますニコニコ