介護のオタク
月刊シニアビジネスマーケット
”リーダーたちの肖像”のゲストは
スミリンフィルケアの福元均さん
新聞記者になりたかったという
福元さんは事務機器メーカーや
外食産業、不動産コンサルを経て
これからは介護事業だと考えて
特別養護老人ホームに転職します。
まだ介護保険が始まる前で当時は
”寮母”として何でもやったそうです。
自分のやりたいこととズレを感じ
再び不動産関係の仕事に戻りますが
そこで「不動産×介護」という
分野を開拓して独立を果たします。
そんな福元さんは誤解を恐れずに
「介護はお金だ」とキッパリ
何故ならこれからは介護だと直感し
飛び込んだ介護の世界で直面したのは
現場で働くスタッフが家族も養えず
暮らしていけない現実だったから。
さらに運営者も利益を上げられず
そしてお金持ちでないと入れない
入居金が高額な有料老人ホーム。。。
どうしたら介護がビジネスに
なるのかを模索してきた福元さん。
「自分のやりたいことは何だろうと」
夢を追い続けた20代30代の経験は
決して無駄ではありませんでした。
目の前の利用者に対するケアという
狭い概念ではなくその向こうにいる
家族、地域、社会に寄り添うことが
出来る日本式の“KAIGO”を世界に
広めて行きたいと語る福元さん
アメリカで「福元は介護のオタク」と
紹介されたエピソードを嬉しそうに
介護オタクですのでいつまでも
話が尽きることはありませんでした