運が良い。。。

月刊シニアビジネスマーケット

”リーダーたちの肖像”7月のゲストは

キャピタルメディカ中村健太郎さん

介護付き有料老人ホームなどを

統括しているキャピタルメディカ。

病院のコンサルティングをする中で

医療と介護の連携の必要性を感じ

2011年に介護事業にも参入します。

経営企画部長を務める中村さんは

アメリカの大手会計事務所でM&Aの

アドバイザーとして企業価値を高め

投資銀行で企業再生を手掛けるなど

一見、華やかな経歴かと思いきや

大学卒業後に大きな人生の転機が。

”就職した日本長期信用銀行の破たん”

当時すでに私も社会人でしたが

まさか大銀行が潰れるなんてと

衝撃を受けた歴史的な出来事で

”絶対”はないと痛感した事件でした。

ですが”自分は運が良かった”と

清々しい表情で言い切る中村さん。

企業や病院を再生させてきた経験から

介護はサービス産業として成長する

ポテンシャルがあると熱く語る

表情から介護ビジネスに遣り甲斐を

感じていることが伝わってきました

”ありがとう”と言われるだけで

満足していてはダメだと厳しく

指摘する言葉は実は自分自身に

向けられているのかもしれません。

介護業界でもイノベーションが

必要だとしきりに言われてますが

イノベーションとはこれまでの

常識を覆していくことですので

中村さんが介護をどのように

イノベーションしていくのか

これからその手腕が試されます